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2019.04.07

あそぶ

ソロキャンプにハマる人気映像作家がフィールドに持って行く武骨なギア

アウトドアがかつてないほどに関心を集め、第2次キャンプブームの到来とも言われている。そんな中、ファミリーキャンプには飽き足らず、ソロキャンプを楽しむ男たちが、少しずつ増えているようだ。なぜ、彼らはあえてひとりになり、どのように楽しんでいるのだろう?ソロキャンプの達人にその魅力を訊いた。

映像作家 長添雅嗣さん(40歳)
ソロキャンプ歴:3年
1979年生まれ、東京都出身。映像作家の小島淳二さんの下で、数々のTVCMやミュージックビデオを手掛ける。2008年独立。’16年、自らが代表を務めるKICKSを設立。写真で着用する愛用のジャケットは、米軍特殊部隊に採用されているクレイ・プレシジョンのもの。
長添さんの前編はコチラ。

「ミステリーランチ」のバックパック

「ミステリーランチ」のバックパック
ミステリーランチをここまで使い込むとは!
かなり使い込んでいるバックパックも、米軍特殊部隊にも採用されているアメリカブランドのもので、これは「3 デイ・アサルト」というモデル。多数のロープやカラビナを装着。その機能性を最大限に活かしている!
 

スウェディッシュ・トーチ

スウェディッシュ・トーチ
基本的には薪を現地調達して火をおこすが、いざというときのために用意しておくのが、こちらのスウェディッシュ・トーチだ。空気の通りを良くする十字の切れ込みがあるから、簡単に着火でき、コンロやストーブとして使用できる。スツールとして座ってもいい便利なやつだ。
 

「ヴェイパラックス」のランタン

「ヴェイパラックス」のランタン
アーミーグリーンがこれまた野趣に富むヴィンテージランタンは、イギリス陸軍用のもの。ケロシン(=灯油)式で、一般的なホワイトガソリンに比べると光量は低いそうだが、柔らかく温もりのある明かりが気に入っているとのこと。
 

「ハルタフォース」の手斧

「ハルタフォース」の手斧
薪を現地調達するからこれが欠かせない
長添さんのソロキャンプに絶対欠かせないギアのひとつが、スウェーデンの老舗工具メーカー、ハルタフォースの手斧だ。親戚が誕生日に贈ってくれたものだそう。
 

ナイフ&ノコギリ

ツウなキャンパーには定番のブランド、モーラ・ナイフ
ツウなキャンパーには定番のブランド、モーラ・ナイフをはじめ、スウェーデンの友人からもらったワンオフで製作されたナイフ、コンパクトに折りたためるノコギリまで揃えている。木材を加工する際に、用途に合わせて使い分けている。
 

「ランドローバー」のディフェンダー

「ランドローバー」のディフェンダー
荷物も男のロマンもいっぱい載せられます!
ディフェンダーならキャメルカラーと決めていた長添さん。ボディカラーからステッカーまでキャメルトロフィー仕様にしたロングボディのディフェンダー110。ショベルとツルハシを固定するパーツも、英国から取り寄せた。荷室にはイエティのクーラーボックスが。

前編はコチラから。
「擬似サバイバルをしに行ってます」人気映像作家が話すソロキャンプの魅力
石井文仁=写真 高橋庄太郎=文 川瀬拓郎=編集・文


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