2018.10.07
LEISURE

秋を満喫するために理想を追求! オーシャンズ仕様のカーゴバイクを作った!

遊びと家族を大切にするオトーチャンたちの味方になりうるカーゴバイク。その真意は以前解説したとおり。では、より快適な使い勝手を求めたら何が大切になるのか?

まず最優先したいのは安全性。この点から、荷物運搬というシーンで自転車を外してしまう人もいるだろう。なぜなら、自転車で荷物を運ぶ場合、転倒や荷物の落下におけるダメージが懸案になるから。いくら荷物が多く運べても危険がつきまとうようではユーザーは増えない。

そんなリスクを可能な限り排除し、使い勝手を向上させたカーゴバイクが欲しい! ということで、世界に一台だけのオーシャンズ仕様のカーゴバイクを作ってみた。

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数多あるなかから厳選したベース車について

異彩を放つオーダーメイド自転車を造る湘南の自転車工房「サイクルボーイ」が作った、世界初のシャフトドライブカーゴバイク「TrunkGO」15万円/サイクルボーイ

自転車は、ペダルとタイヤをチェーンで連動させるチェーンドライブが一般的。にもかかわらず、トラブルはこのチェーンにまつわるものがほとんど。汚れたり外れたり、チェーンとギアによってケガをしたり。これは電動自転車でも同じこと。自転車の根本的なリスクを大幅に回避するには、必然的にチェーンではない駆動方式を採用することが近道となる。それを可能にする世界初のシャフトドライブカーゴ自転車(写真)が登場したことで、安全性の向上が可能になった。ベース車はそんな一台に決定。まずはその特徴を見ていこう。

荷台高が低くロー&ロングで広大なキャリアスペース

このベース車の優位点はシャフトドライブだけではない。

荷台地上高が低いという点は、全体の重心を下げ安定感を増すと同時に、万が一荷が落下してもダメージが少ないという強力なアドバンテージとなる。

荷台の地上高は低く560mm。さらにインナーの荷台最低地上高330mmという類を見ない低重心を実現している。さらに広大なリアキャリアスペースとロー&ロングなフレームが、荷物を積むうえでの安全性と安定性に貢献しているのだ。

いろんなことが倍になるオリジナルカートも制作!

荷物を大量に運べる自転車カーゴバイク。そのキャラを、効果を、さらにパワーアップさせるサブアイテムとして、けん引できるオリジナルカートも制作。カーゴバイクの荷台のクローンとなる同サイズの荷台を設置することで、セットで使用した際に2倍の積載量となるよう設計した。またキャンプやガレージで使用する際、サブのストレージスタンドとして、作業台としても使用できる仕組みで利便性も2倍!

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完成! 遊びと家族に嬉しい、カーゴバイクの最適解!

そして作り上げたのがコチラ! ベース車の良さを活かし、ロー&ロングで荷台の地上高も低い位置にセット。そして極めつけ、チェーン問題も解消したシャフトドライブ仕様! さらに「遊びと家族にハマる最適解」として多数のメリットがあるカーゴバイクになっている。

子供3人を楽々乗せられ、バッグもINできる

オトーチャンたちも大満足、チャイルドシートが最大3基まで搭載可能。フロントカーゴに1人、リアカーゴに2人乗せられるので子だくさん一家でも大丈夫だ。子供を前後に2人乗せてもシェルコンテナ1台を積めるため、バッグや荷物類も十分運べる積載量を確保している。

子供を乗せるのに特化した自転車は存在するものの、子連れでの買い物というシーンで満足いく積載量の自転車はそうそうないのが現状。そこで最有力となるスペックを持った一台だ。

フロントに子供を1人乗せた場合、リアカーゴには最大でコンテナ2台と大型バッグを同時に積んで移動することができる。子供と荷物を運んで買い物をする際の有力な“足”となるに違いない。

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このカーゴバイクを実際使ってみた!

理想のカーゴバイクの日常での実用性は、すでに述べたとおり。

では、休日遊びの定番、キャンプシーンに連れ出したらどうなるか?

グランピング的な要素もあいまって、荷物が大幅に増えつつある現代キャンプ。荷物を運ぶカートを持ち込むことが一般的になりつつあるキャンプサイトで、カーゴバイクが「乗れるカート」としても活躍するのだ。

キャンプカートに負けない積載量で、移動して運べるという新たな機能をもったキャンプにハマる新しい自転車なのだ。

・ストレージスタンドにもなる!

荷物の多いキャンプサイトでは、カートにつづき主要ギアとなりつつあるのがストレージとスタンド。カーゴバイクをキャンプで人気の「シェルコン」や「ステンクーラー」が使える設計とすることで、その役割まで担わせてしまったのだ。

 

なんならガレージライフの相棒にも!

キャンプにつづき、オリジナルカーゴバイクはガレージ遊びでも良き相棒となる。

ツールボックスを乗せてスタンドとして使用できるうえ、重く大きな工具を乗せたまま移動もできる、いわば乗れるラジオフライヤーだ。

 

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ライトに親しめるフロントカーゴモデルも作ってみた

いきなりカーゴバイクを買うのはまだハードルがある、そんな人へ、より手軽にカーゴバイクの使い勝手を楽しめるフロントカーゴバイクの提案がこちら。

フロントをカーゴバイクへコンバートできるフォークをワンオフで制作。ガレージで眠っている手持ちのMTBやロードバイクを、専用フォークに交換するだけで簡単にカーゴバイクに変身させる方法だ。まずはここから入るというのもひとつの手。

 

日本初、レンタルカーゴバイク店が京都にオープン!

あるいはレンタルでカーゴバイクを楽しんでみるのもあり。

今年8月、京都にオープンした「THE GOOD DAY VELO BIKES & COFFEE KYOTO」。

クレイジーシープのシャロレーとロムニー、エクストラサイクルのエッジランナー、バーレーのサイクルトレイラーといったカーゴバイクやロングテールバイクをレンタルで楽しめる。料金は1400円から4500円とお手頃だ。

こちらでは東京・三軒茶屋「OBSCURA COFFEE ROASTERS」によるスペシャルティコーヒーを楽しめるコーヒースタンドもあり。美味しい一杯を楽しみながら、レンタルでカーゴバイクデビューするのもおすすめだ。

 

THE GOOD DAY VELO BIKES & COFFEE KYOTO
電話番号:075-606-5345
住所:京都府京都市中京区堺町通姉小路下る大阪材木町685-1
営業:9:00~18:00 (日曜は9:30〜17:00) 火曜定休

 

―著者プロフィール―
夏野 栄
作家兼マルチクリエイター。湘南暮らしのオーシャンズ世代。エンタメ作品の執筆からファッション誌やカルチャー誌など幅広く寄稿する。クリエイターとしてもデジタル系からプロダクトデザインまでマルチに制作。ブランド「GENTLE」アートディレクターも務める。

# カーゴバイク
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