【保存版】オーシャンズが徹底調査。僕らが海を目指す理由 Vol.45
2018.06.16
LEISURE

すぐさま波と友達になれる! 手軽、でも奥深い海のボード遊び

王道から最新アクティビティまで、さまざまなオーシャンスポーツが存在する。ありとあらゆる道具を駆使して波に乗る日本屈指のウォーターマンで、サーフショップ「TED SURF SHOP」のオーナーでもある阿出川潤さんに、無限大の「海遊び」を提案してもらうこの企画。

今回紹介するのは、シンプルで始めやすい、でも奥が深くてハマっちゃうボードスポーツ。

1_手軽だけれども奥深い立ち漕ぎの世界
SUP

基礎体力とそれなりのバランス感覚があれば、誰でも楽しめるオーシャンスポーツ。海の上を移動しながら、どんどん変わっていく視界が斬新で気持ちいい。

海上をゆったりクルーズする動作は、ランニングなど心肺機能を鍛えるエクササイズと同じような全身運動になるので、心のリフレッシュとともに、自然とシェイプアップにつながる点も人気の秘訣だ。ただし、波に乗ろうとすると話はより深くなる。

「今まで表層的にしか見られなかった海の景色を、もう一回り広い視野で見ることができるから、はるか沖合にある波でも手軽に感じられて、チャレンジが可能になる。パドルを持ってるしボードも大きいから制限される部分もあるけど、それ以上に機動力を持てるのがSUPの魅力ですね」。

 

2_浮遊感と無重力感にゾッコン
サーフマット

マニアックに“攻める”ということになれば話は別になってくるけれど、無邪気に波乗りを楽しめるフレンドリーな遊び。「子供が波に乗る最初のきっかけとしても最高ですよね。ボディボードよりも敷居が低いし、柔らかいから一緒に波に巻かれても危なくない。ハイクオリティなプロ仕様のマットもあると思うけれど、そこまで突き詰めるものでもないんじゃないかな(笑)。難しいことはいらないと思う」。

サーフボードが規制されてしまう、夏の海水浴場でのグッドウェーブを満喫できるのもうれしいポイント。コンディションや好みによってマットの膨らませ方を変えれば、独特の浮遊感を持って変幻自在に波と自分をフィットさせられるという玄人の意見も追記しておこう。

 

3_ひたすらに漕いで得られる達成感
ダウンウインドレースボード

陸から500m〜1㎞くらい沖合で、パドルを使い風下に向かいながら長距離を移動するためのボード。風波のような小さいウネリでも加速しながら走っていくので、そのグライド感にハマるという。

「競技としてもあるものだけれど、僕はフィジカルトレーニングとしてやっています。ある程度長い時間漕いでいると、何のためにやってるかわからなくなる感じが楽しい(笑)。のんびり漕ぐと気持ちいいっていう人もいるけれど、僕の場合はある程度追い込まないと、この良さがわからない」。

心肺機能や下半身とともに、パドルを使うことによって上半身までが鍛えられる全身運動は、自分との戦い。どれだけ長い距離を漕いだかという達成感が醍醐味の、“海上のマラソン”だ。

 

阿出川 潤さん
千葉県・大網白里市にてあらゆるオーシャンスポーツを取り扱う、1964年創業、父の代より続く老舗「TED SURF SHOP」のオーナー。幼少の頃から現在にいたるまで、一貫して海を中心としたライフスタイルを送る。パタゴニアのアンバサダー、プロライダーとしても活躍中。

PAK OK SUN(CUBE)、ペドロ・ゴメス、ブランドン・ワーラーズ、下川 翼、樋口博一、吉川広夏=写真

# SUP# サーフマット# ダウンウインドレースボード# 海遊び
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