【保存版】オーシャンズが徹底調査。僕らが海を目指す理由 Vol.42
2018.06.15
LEISURE

空飛ぶサーフィン!? 波と戯れるスリリングな海遊び3択

王道から最新アクティビティまで、さまざまなオーシャンスポーツが存在する。ありとあらゆる道具を駆使して波に乗る日本屈指のウォーターマンで、サーフショップ「TED SURF SHOP」のオーナーでもある阿出川潤さんに、無限大の「海遊び」を提案してもらうこの企画。今回は、勢いよく海上を楽しむ、3つの波乗り遊びを紹介。

1_凧を使って海を疾走
カイトサーフィン

上空20mの高さに大きなカイト(凧)を上げて得られるパワーを活かした、海を滑走して波に乗る遊び。風の力を余さず使い、信じられないほど空高く舞うことも可能だ。

近年道具の進化が著しく、ひと昔前までは飛ばされたり、逆に沖でカイトを海に落としたらそのまま漂流なんてことも多々あったというワイルドなスポーツだったが、今ではセーフティー機能がしっかりしていて、いざというときにはカイトが身体からすぐに外れる構造に。

それゆえ間口も広がっているという。海から岸に向かって吹くオンショアのときがいいコンデションで、「カリフォルニアではサーファーが、午前中の風がないうちはサーフィン、シーブリーズ(海風)が吹いてくる午後はカイトをやったりしてる」そう。

 

2_風と波を読むメジャースポーツ
ウインドサーフィン

風のパワーを使いハイスピードで海上を滑走したり波を切り刻む、オーシャンスポーツの王道。「最強のツールだと思う。パワーソースが自分の目の前にあるから機敏で、絶えず波のスイートスポットにいることができる。風が強くなればなるほど、あそこまでハイパフォーマンスでいられる海のスポーツはない」。

ただし、コンディションが限られるため上達するのに時間が掛かるのが難点だ。

求めすぎなければ、風速2〜3mでも大きいボードとマッチしたセイルを使って海面を走れる。逆にセイルサイズを小さくすることによって、体力のない人でも猛烈な風の中をセイリングすることが可能。

そういう意味では、最も手軽にエクストリームな感覚を味わえる海の道具であるといえる。

 

3_海の上を走る「魔法の絨毯」
フォイルサーフィン

最近、サーファーたちの間で一番の話題となっているのが、この宙を浮く摩訶不思議な乗りもの。ハイドロフォイルという水中翼船の原理を使った、飛行機のミニチュアのようなものをボードの下に付けることにより、ウネリから最大限の揚力を得て水面より浮き上がる。

そんな驚くほどの波のエネルギーを体感できることと、もうひとつの大きな利点は、従来の道具では乗ることのできない小さなウネリでも滑空できるため、混雑とは無縁の場所で遊べること。

「波動をこれほど感じるものはそうそうないと思う。ハイドロフォイルは、サーファーにとってみるとゲームチェンジャーだってよく言われています。すべての固定観念を覆して海で楽しめてしまう」と、潤さんも心酔のご様子。

 

阿出川 潤さん
千葉県・大網白里市にてあらゆるオーシャンスポーツを取り扱う、1964年創業、父の代より続く老舗「TED SURF SHOP」のオーナー。幼少の頃から現在にいたるまで、一貫して海を中心としたライフスタイルを送る。パタゴニアのアンバサダー、プロライダーとしても活躍中。

PAK OK SUN(CUBE)、ペドロ・ゴメス、ブランドン・ワーラーズ、下川 翼、樋口博一、吉川広夏=写真

# ウインドサーフィン# カイトサーフィン# フォイルサーフィン# 海遊び
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