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2021.04.25

からだ

ぎっくり腰からの復活法! プロトレーナーが考案した超簡単プログラム

凄腕パーソナルトレーナー、有馬康泰さんを昨年末、突如襲った「ぎっくり腰」。
前回はその初体験を振り返りつつ、症状に関する基本的なことを教えてもらった。今回はぎっくり腰のリカバリーと予防に効果的なエクササイズをレクチャー。実体験からフィードバックしたメソッドだけに信頼度は絶大だ!

話を聞いたのはこの人!

有馬康泰●日本体育大学体育学部卒業。1999年に国際ライセンスを取得し、パーソナルトレーナーとして活動を開始。ゴールドジムを中心に10年以上のキャリアを積んだのち、2014年にパーソナルトレーニングスタジオ「Body Work Space EVOLVE.」を設立。初心者から俳優やアーティストの肉体改造に携わる。2018年 IFBB世界マスターズ選手権大会 40-44歳 第5位入賞など数々の実績を持つ。

発症直後は寝ているだけでも痛い!

──寝るときってどんな体勢だったんですか?
発症した直後はちょっとでも腰を伸ばすと激痛が走るので、就寝時は横向きで赤ちゃんのように腰を丸め、両膝を曲げた状態で寝ていました。
そこで役に立ったのは抱き枕。両脚で挟み抱えるようにすると腰が楽になります。気分も落ち着くので、副交感神経を優位にするうえでもメリットがありました。
上向きに寝られるようになってからは、膝を曲げてその膝下にクッションを敷いていました。そうすることで腰の反り返りを防ぎ、腰部のストレスを軽減しました。
痛みがある間は、横を向いて腰を丸めて抱き枕を抱えると痛みが緩和する。
──た、大変(汗)。ちなみにリカバリー期間は、どのように体を元に戻していったんですか?
最初はできるだけ腰を動かさないで済む、下半身のストレッチから始めました。だんだん痛みが和らぎ、体の可動域が広がってきたら少しずつ全身を使ったトレーニングを取り入れました。


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