美容&健康にコミット!「24時間ウェルネス宣言」特集 Vol.2
2020.12.05
HEALTH

浜辺を裸足で歩くだけ! カリフォルニア発信の健康法「アーシング」で得る効能は?

シンプル・イズ・ザ・ベストという言葉はウェルネスの世界にも当てはまる。浜辺を裸足で歩く。

こんな何でもないような行為が実は体に多大な恩恵をもたらす素晴らしき習慣だったのだ。

 

やってみよう!! 海で裸足でデジタルデトックス

浜辺を裸足で歩く、それだけ。カリフォルニア発信の「アーシング」という健康法
ジャケット3万6000円/エル・エル・ビーン 0422-79-9131、パーカ2万2000円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230、カットソー1万5000円/アイスブレーカー(ゴールドウイン 0120-307-560)、パンツ1万4000円/ニュートラルワークス(ニュートラルワークス. トーキョー 03-6455-5961)

第一になぜ裸足なのか? これは現在、カリフォルニアを中心に世界的な流行の兆しを見せている「アーシング」という健康法につながるから。

「アーシングとは靴やソックスを脱いで、足の裏の素肌で地球と直接つながること。現代に生きる私たちは、屋内ではカーペットやフローリング、外ではゴム底の靴に囲まれて暮らしています。その一方で、電化製品や携帯電話などが発する電磁波の中で、体は荷電した状態になっています。

そこでアーシングを行えば、ちょうど電化製品のアースのように、体に溜まった余分な電磁波や静電気を地中に放電することができ、同時に大地から電子を取り込むことができます。その結果、体の機能の活発化が期待できるのです」。

そう語るのは、日本でアーシングの研究や普及活動を行うアーシングジャパンの代表、田中一明さん。個人差はあれど、10分ほどアーシングを行うだけで、体に活力がみなぎるという。

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海洋療法の第一人者が語る、アーシングの有用性

このアーシングのベストな時間帯と場所というのが朝の海岸なのだ。話を伺ったのは、日本における海洋療法の第一人者でもある琉球大学教授、荒川雅志先生。長年海が持つ癒やしの力を研究してきた人物だ。

「海が人体に良い影響を及ぼすことは、人類文明の黎明期から経験知として知られていました。古代ギリシャの医学の祖・ヒポクラテスも海を治療に使っていましたし、日本の海水浴ももとは潮湯治と呼ばれる民間療法でした。

現代でも海洋療法はタラソセラピーと呼ばれ、先進国のフランスでは一部保険適用されるなど現代西洋医学との融合も図られています。ちなみに世界の5大長寿地域を調べると、そのうちの4地域が海に面していることがわかりました」。

海水の成分は母体の羊水に近いといわれ、海水に浸かることで、人間の記憶が生命誕生の起源に遡るという説も。一年中海に入るサーファーたちが「海に入ると気分がすっきりしてリラックスできる」と口を揃えるのは、これが理由かもしれない。

「私はダイビングが趣味なんですが、魚を観るよりも、海中の浮遊感や無重力感を感じることのほうが好きです。宇宙空間のような中性浮力を体全体で感じていると、心が安らぐだけでなく、自分の眠っていた感覚が目覚めるような気がするんです」。

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即実践したい、アーシング推奨メソッド

さらに、海のすごいところは、浜辺で過ごすだけでもセラピー効果が期待できる点にある。

「浜辺に打ち寄せる波のリズムには心拍や呼吸と同じような1/f(エフ分の1)と呼ばれる“ゆらぎ”があり、人体のリズムとシンクロすることで深い安心感を得られるといわれています。

また、海を眺めているだけでも、肌で風を感じたり、鼻で海水の匂いを嗅いだりできます。こうすることで現代生活ではほとんど実感できない五感の働きを活性化させることができるんです」。

浜辺で過ごすだけでそんなに体にいいのだから、アーシングをしない手はない。荒川先生が推奨するメソッドはこう。

「朝日を浴びながら、キレイな広いビーチで行うのが理想的です。裸足で歩くので、ガラスなどの危険物が落ちていないかチェックしてください。

ビーチをゆっくり往復しますが、行きは5〜10分ほどかけて砂がふかふかしている部分を歩き、帰りは同じ時間で波打ち際を歩きます。砂の上は歩きにくいのでちょうどいいエクササイズになりますし、足裏の心地良い刺激によって血行が良くなることで、リラクゼーション効果も生まれます。

また、イメージも大切です。足裏で地球とのつながりを感じながら、母の胎内や生命誕生の地を思い浮かべてください。そして自分の過去、現在を振り返り、明るい未来を想像してください」。

「海が近くにない」という人でも問題ない。先生によれば、半年に1回ほどであっても、浜辺でアーシングを行うことで、心身への好影響が期待できるという。もちろん、アーシング自体は浜辺だけに限らず、近所の公園や土手でもできる。

体やココロの調子が優れないときは、朝、早起きして海へ出かけよう。母なる地球とつながれば、最高の一日のスタートを切ることができる。そうすれば、きっとあらゆることが好転するはずだから。

アーシング博士 アーシングジャパン
田中一明さん

1951年生まれ。慶應義塾大学卒業。アメリカ、ウィラメット大学アトキンソン大学院修了。’79年に株式会社カクイチに入社し、’97年から2013年まで代表取締役社長を務め、会長職を経て現在、名誉会長。’15年一般社団法人カクイチ研究所を設立し代表理事。同時にアーシングジャパンを起業し’17年より代表を務める。
ウェルネス博士琉球大学 国際地域創造学部/観光科学研究科ウェルネス研究分野 教授
荒川雅志先生
1972年生まれ。学習院大学卒業。福岡大学大学院修了。医学博士。’99年に沖縄に移住後、琉球大学の客員教授を務め、2012年に観光産業科学部(現・国際地域創造学部)の教授に。海洋療法やウェルネスツーリズムのモデル開発、長寿者のライフスタイルなどさまざまな研究に取り組む。

 

MACHIO=写真 来田拓也=スタイリング 向後信行(JANEiRO)=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)、髙村将司=文

# アーシング# ウェルネス
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