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2019.12.29

からだ

一年の締めくくりに! カジキ、ニラ、海老で心身ともに整理整頓

いろんな曲がり角の37.5歳に、薬膳ママからツマミのレシピをお届け。旬な食材を使ったツマミをアテに、美味しくカラダを整えよ!
中医薬膳の五臓に沿った「肝」「心」「脾」「肺」「腎」、それぞれに働きかける酒のアテをコチラでご紹介しましたが、今回は、その中から1年のストレスを緩和する「肝」と、お疲れさまの「腎」に働きかける2品のレシピをお伝えします。

ひと皿目「香味野菜とカジキマグロの南蛮漬け」

香味野菜とカジキマグロの甘酢南蛮漬け
ストレスのない生活は無理だけれど、溜め込まないのが得策。そうはいっても忙しいオーシャンズ世代、ときにイライラ、鬱々、なんだか落ち着かない……なんてことも。そんなときは「肝」に働きかける食材を積極的に摂ってみましょう。

そのメイン食材に選んだのがカジキ。カジキは、疏肝(【そかん】疏は疎通の意味。気の流れを促し、肝気のうっ滞を解消する)や、理気(【りき】気の流れを正常にする)効果のある食材で、ストレスや寒さなどで滞ってしまった気を通し、発散させるのを助けます。
酸味が肝の気の流れを助けるので、南蛮漬けはまさにうってつけのレシピ。和えてあるピーマンや甘酢に浸した柚子にも理気の効果があるし、イライラをおさめる働きのある春菊も甘酢にたっぷりと入れています。
[材料]2人分
カジキ(切り身) 2切れ
玉ねぎ 1/2個
赤ピーマン 1/2個
春菊 30g
柚子 1/2個(皮も使用)
酢 150cc
きび砂糖 大さじ2(お好みで大さじ3)
片栗粉 適宜
揚げ油 適宜
[作り方]
カジキはひと口大に切って、片栗粉を全体に軽くまぶす。
 深めの容器に、酢、砂糖、絞った柚子を加え、よく混ぜて甘酢をつくる。
玉ねぎは薄切り、赤ピーマンは細切り、春菊はみじん切りにし、の甘酢にいれる。
適量の揚げ油を170℃くらいに熱し、のカジキを揚げる。
で揚げたカジキが熱いうちにの甘酢に1時間ほど漬け、味を馴染ませる。
器に盛り付け、いちばん上に、千切りした柚子の皮を乗せて、出来上がり!
 


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