「自宅を楽しい場所No.1計画」特集 Vol.27
2021.02.17
FOOD&DRINK

バリスタ・石谷貴之さん直伝! 朝を幸せにするコーヒーの淹れ方と香らせ方

眠気を引きずる朝、自分を目覚めさせるためのスイッチとして一杯のコーヒーを欠かさない人も多いのでは?

コーヒーを淹れる刹那に放たれる鮮烈な香り。気分をリフレッシュしたり、ときに刺激を感じたり(名曲「コーヒー・ルンバ」のように)と、華やかなコーヒーアロマは何げない朝を幸せな朝へと誘う。であれば、その最高の香らせ方を覚えておいて損はなし。

バリスタの石谷貴之さんに、自宅でもっと香り高いコーヒーを楽しむ方法と正しい淹れ方を聞いた。

 

香りを最大限に引き出すなら、やっぱり丁寧なハンドドリップが一番

バリスタ・石谷貴之さん直伝! 朝を幸せにするコーヒーアロマの香らせ方
バリスタ 石谷貴之さん Age 39●カフェでのバリスタ勤務を経て、2012年に独立。バリスタの育成やショップのディレクション、コーヒーセミナーの開催など多岐にわたり活動している。「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ」では過去に2回優勝。’21年は日本代表として世界大会にも出場予定。

[STEP. 1]
コーヒーを淹れる直前に豆を挽くのがアロマを香らせるうえでの鉄則。手動ミルでも十分に香りは引き立つ。一粒の大きさがグラニュー糖ほどの、中細挽きがベスト。

 

[STEP. 2]
サーバーやドリッパーが冷えていると、温度が下がり香りが立ち込めなくなる。事前にフィルターごと湯通しして温めておくことにより、フィルターに染み付いた余計な匂いを取る効果も。

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[STEP. 3]
意外と忘れがちなのが、この“ならす”というプロセス。粉の表面に偏りがあると抽出ムラが起きてしまうため、ドリッパーを手で優しく叩いて均等に整える必要がある。

 

[STEP. 4]
まずは粉全体に湯をかけ、蒸らした粉が膨らむまで30秒ほど待つ。その後はゆっくり、細く、小さく円を描くように湯を回し入れる。中心部が凹んだら再度湯を注ぐ。これを3〜4回繰り返す。

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[STEP. 5]
タイマー機能の付いたスケールがあれば、抽出時間と湯の分量をひと目で把握可能。粉の重量の15倍の湯を使うのがベストバランス。温度は約90℃がおすすめ。

 

[STEP. 6]
飲み口に厚みのあるカップや鼻をすっぽり覆うマグを使えば、コーヒーの香りを逃すことなく堪能できる。事前にカップを温めて、風味を逃さないのも大事なポイント。

 

竹内一将(STUH)=写真 大場桃果=文

# コーヒー# バリスタ
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