看板娘という名の愉悦 Vol.91
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
銀座のクラブといえば座ってウン万円という世界。しかし、その箱を借りて不定期開催されるスナックがある。店名は「インディーズスナック女子大生」。
「インディーズ」、「スナック」、「女子大生」。いずれも魅力的なパワーワードだ。
開催されるのは月に1、2回。ママを始め、スタッフのほぼ全員が女子大生だという。
「シャンパンの差し入れ、いただきました!」の声とともに、居合わせた客にモエ・エ・シャンドンが振舞われる。
続いて、先日誕生日を迎えた女性スタッフにお祝いのケーキ。
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