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2019.02.15

たべる

白めしとハイビスカスが出合った。シンプルなのにエッジィな「ごはんの塩」

連載「健康で文化的な、真夜中の白めし」
家族が寝静まり、日付が変わる頃。妻が炊いてくれたごはんが、仕事帰りのからだに沁みる。そんなささやかな幸せをさらに増幅させてくれるのが「白めしのおとも」。欲張りな男たちの欲望を刺激する、お取り寄せもできる逸品をどうぞ。
夜食を食うなら、ヘルシーに。お腹の出っ張りが気になる男なら、そう思うのは当然のこと。しかし、白めしの誘惑には抗いがたい。それなら、カロリーのない「塩」をおともに、という選択肢があってもいいだろう。
ごはんの塩
商品名は「ごはんの塩」。まさにストレートなネーミングだ。この潔さは、沖縄に本拠地を構える塩専門店の塩屋(まーすやー)の自信の表れだろう。何を隠そう、塩屋オリジナルの“合わせ塩”の中でNo.1の売り上げを誇る商品なのだ。
ごはんの塩
パラパラと中身を出すと、気になるのが赤い物質。じつはこれ、ローゼル=食用ハイビスカスである。南国でよく見る観賞用のハイビスカスとは異なる品種で、植生のある地域ではかなり一般的に食されている。代表的なもので言えば、ハイビスカスティー、あるいはジャムなどでもいただくという。
なぜ入っている? なんて思わないでほしい。というのも、ローゼルには高い抗酸化作用があるから。ハイビスカスティーは、かつてはクレオパトラも愛飲していたというのは有名な話。美容目的ではないにしろ、それを粉末状でいただけるというわけだ。疲れ目や視力低下の改善にも有効だというから、仕事に疲れた男にはありがたい味方と言える。
ごはんの塩
ローゼルのほか、黒胡麻やパセリを配合。ふりかけのような見た目も食欲をそそる。
ごはんの塩
では、いただきます。
口に入れた瞬間にまず感じるのは、赤紫蘇に似たローゼルの酸味とパセリの苦味。そして、宮古島の地下海水からとった“雪塩”の甘みとコクがあとを引く。その味わいは単なる塩と一線を画し、まさに大人のごはんと言えるだろう。
健康が気になる、でも食べたい……そんなわがまま放題のオッサンには打ってつけの白めしのおとも「ごはんの塩」。シンプルに、でもエッジの効いた一杯を食したいなら、試してほしい一品だ。
【問い合わせ先】
塩屋 公式通販サイト
http://www.shop-ma-suya.jp/
きくちよしみ=写真


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