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2019.01.16

たべる

世界で流行中のクラフトジン。第1歩はブームの火付け役となった1本で

ここ数年でじわじわトレンドになっている酒のジャンルのひとつに「クラフトジン」がある。
これまではカクテルの割り材として使われることが多かったジン。しかし最近では、ロックやストレートでジン本来の味わいを楽しめる銘柄も続々と登場している。
ちなみにクラフトジンは日本のみならず、世界中で話題になっている。今回はその世界的ブームの火付け役となった銘柄「シップスミス」が日本に上陸したので、紹介しよう。
シップスミス ロンドンドライジン
「シップスミス ロンドンドライジン」700ml 4200円/サントリー 0120-139-310
ジンの本場イギリス・ロンドンからやってきた「シップスミス」。ブランド自体のデビューは2008年と比較的新しめだが、19世紀の伝統的な蒸溜器を再現し、少量生産だからできるクオリティの高さで、またたく間に高評価を獲得。クラフトジンの世界規模での流行発信源となった。
10種類のボタニカル素材(ジンの原料となるハーブやスパイス、薬草など)を厳選してじっくり漬け込み、ロンドンでも非常に珍しい銅製の単式蒸溜器にて蒸溜。こだわりの製法によって生まれた味わいは、リッチで深い。花のような香り、レモンやオレンジを思わせる力強い味わいが特長だ。
重厚なタイプの酒がお好きなら、同社の「VJOP」もあわせてチェックしたい。
シップスミス VJOP
「シップスミス VJOP」700ml 4735円/サントリー 0120-139-310
こちらは「Very Junipery Over Proof Gin」という略称が示すように、ジンの香りや味わいを特徴づける原料ジュニパーベリーを通常版の約3倍も使用。アルコール度数も57度と高めになっており、力強い香味が際立っている。好みやシーンにどちらがマッチしているか、飲み比べてみるのも面白いだろう。
すでに世界では大流行中のクラフトジン。日本でその第一歩を踏み出すなら、始めの1本は「シップスミス」にしておけば、まず間違いない。
 
[問い合わせ]
サントリー
0120-139-310
www.suntory.co.jp
中山秀明=文


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