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2018.12.17

たべる

Korotのクレープが生み出す「ラッピングスイーツ」という新スタイル

クレープをころころサイズにラッピングした「ラップドクレープ・コロット」
東京らしさのひとつは、迷路のように張り巡らされた地下鉄網。歩ける距離も地下鉄で繋がっているのは便利ではあるが、逆に、「軽く乗換」と思ったら1kmも歩かされ、しかも違う駅名にたどり着くなんてこともざらにある。
さらに駅直結でデパートに繋がる地下道や、道が交差するコンコースも多く、そうしたスペースにKIOSKや屋台サイズのポップアップストアが点在するのも特徴だ。
先日も、ぶらぶらと地下道を歩いていると、Korot(コロット)というクレープ屋を見つけた。このクレープ、商品名を「ラップドクレープ・コロット」といい、その名の通りクレープをころころサイズにラッピングしたものである。味はきわめて王道のクレープらしいもちもち食感とバリュエーション豊かな具材たち。
クレープと言えば、具材を大きめの生地で扇状に巻き込み、紙に包んだ持ち歩く。女子高生が原宿あたりで食べ歩くというイメージが強くオッサンには手が届きにくい。しかし、クレープ生地のもちもち感がたまらなく欲しくなるのもまた甘党オッサンの宿命。
その点、コロットは、手のひらサイズで持ち歩きやすく、ラッピングされているので、食べ歩くというよりオフィスや自宅のテーブルでゆっくり味わえるのがありがたい。
最近は、ハンバーガーやサンドイッチなどのラッピングフードが隆盛だが、このラッピングスイーツというスタイルもまた、有りなのではないかと思う。全種類買って、仕事仲間と食したい逸品である。
文・編集部S もちもち感が好きな甘党
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