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2017.09.27

たべる

“たかが”から“されど”への意識革命!? 最新缶コーヒーの実力テストで出たある結果


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世は空前のコーヒーブーム。ロースターはもちろん豆の産地や品種にまでこだわり、ひと口にコーヒーと言っても味は千差万別。飲む場所すら、喫茶店かスタンドかセレクトショップかと選択肢が盛りだくさんだ。
このように進化することで、コーヒーは昔より身近になった。同時に、缶コーヒーも実は劇的な進化を遂げている。それを「知らない」なんてもったいない。
ということで、オーシャンズ世代に多いであろう「缶コーヒー、昔はよく飲んだけど最近ご無沙汰……」という自他ともに認めるコーヒー好き3名に、最近の缶コーヒーの実力を公開テストしてもらうことに。
その対象となるのが、「ジョージア ヨーロピアン」シリーズである。
東京・恵比寿を拠点にするスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が監修する人気シリーズで、今回の実力テストでは、これまでの同シリーズ製品よりも約3倍もの時間と手間をかけて長期熟成させた、ブラジル産ヴィンテージ豆を使用する「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」もいち早くそのテーブルに。
コーヒーには一家言持つうるさ型の3人は、進化した缶コーヒーにどんな感想を持ったのか?
お話を聞く2人目は、豆に拘るコーヒーマニア、高島大輔さん。

2人目の試験官:高島大輔さん(38歳)の場合

高島大輔(たかしまだいすけ)●セレクトショップのエストネーションのメンズMD。コーヒーは豆にもこだわる派で、会社でもハンドドリップするという給湯室の番人。

“たかが”で考えていた缶コーヒーへの先入観を、“されど”に改めます。


ポーレックスのハンドミルに、ハリオのドリッパー&ケトル。そしてお気に入りのマイカップ。これは、会社で淹れるコーヒーのために常備している高島さんの私物。そう、彼は一杯のコーヒーのために会社でも豆を挽くところからはじめるというコーヒーマニアなのだ。
飲みたい味はその日のコンディションによって変わるため、それにマッチする一杯でしっかり一服するには、そこまでこだわらなければならないのだとか。
「仕事をサボってるワケじゃないですよ(笑)。豆の風味は、それだけコーヒーの味に影響するってことです。せっかく飲むなら美味しい一杯がいいし、そのほうが気持ちもリフレッシュするので、仕事中でも手間を掛けて……」。
一方で、仕事が深夜にまで及ぶときには簡易的なコーヒーを飲むことも。つまり彼にとっては妥協なのだが、試しに「ジョージア ヨーロピアン 香るブラック」を飲んでもらうと……。

「嫌なエグ味が全然ないですね。僕が知ってる缶コーヒーのブラックって、エグ味をごまかすために過剰に香りづけをしている場合が多くて、それが苦手だったんですけど、これは口に入れたあとに豆の香りが自然に鼻から抜けて、とても美味しいです。
豆自体の味わいをいかに引き出すかにこだわっているんだろうなと感じました。スペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲が監修に付くことで、これが実現できているんですね」。
さすが、豆にこだわるコーヒー通な答え。コロンビア、グアテマラ、ブラジルの3種をブレンドした味わい深さの秘密をズバッと見抜く。また、高島さんも猿田彦珈琲のことをよく知っていて、その実力に感心した様子だ。
では新作となる、これまでの同製品シリーズよりも約3倍もの時間をかけて熟成したブラジル豆を使った「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」をどう評価するのか。

「熟成豆と聞いてかなりヘビーな味を予想していましたが、飲みはじめは意外にも軽いんですね。でも、あとからしっかりと豆のコクが感じられますし、おまけにすごく香り高い。わずかなミルクによってマイルドさもあるので、普段はフルーティな豆や浅煎りを好むという人でも飲みやすいと思います」。
缶コーヒーでも、ここまで奥深い味が出せることに驚いた高島さん。
「熟成する方法もしかり、煎り方、挽き方、淹れ方によっても、豆の味は無限大に変わります。缶コーヒーもその数ある味わいの中のひとつなんですよね。だからこそ豆選びから、その味わいを引き出す焙煎や熟成にまでこだわるヨーロピアンには、ちゃんとした旨味がある。缶コーヒーを敬遠してる人のなかでも、今後ハマる人も増えるんじゃないですかね」。
ちなみに高島さん、キャップを開けたときの「プシュ!」という音にも感激。
「コーヒーは僕にとってリラックスするスイッチでもあるんですよね、淹れる行為も含めて。だから、この音が何だか気持ちを入れ替えてくれるみたいで心地いい(笑)。音と言えば、自宅でのコーヒーのお供はレコード。ターンテーブルにレコードを置く一連の動きと、コーヒーを淹れる行為って、どこか似てるのかも」。
下は高島さんの最近のお気に入り。ダウンロードはもちろんCDも買わないという徹底したアナログ派。コレクションは1000枚を超えるとか。

味、所作、環境にまで、すべてにこだわるコーヒーマニアの舌も唸らせて、“たかが缶コーヒー”を“されどの一杯”へ。確かな進化によって、「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」はまたファンを増やしたようだ。
第二次テストはこれにて終了!
>実力テスト(第一次)試験官、柿本陽平さんの結果はコチラから
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あなたも“ヨーロピアン”の実力テストをしないか?
JR渋谷駅に「ジョージア ヨーロピアン アロマスタンド」がオープン


「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」の発売を記念して、9月25日(月)〜10月24日(火)まで、JR渋谷駅の山手線外回りホーム上にヨーロピアンシリーズの4種のフレーバーを試し飲みできる特設スタンドがオープン!
誰でも無料でヨーロピアンの“実力テスト”ができ、お気に入りの味を見つけたらその場で購入できるのだ。

1:ジョージア ヨーロピアン 熟練ブレンド
コーヒー本来の贅沢なコクと程良いミルクの甘み。ブラックコーヒーに砂糖とミルクをほんの少し加えて、なめらかなチョコレートのような味わいとなっている。
2:ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド
時間と手間をかけて熟成させたヴィンテージ豆を使用。そこに凝縮された芳醇なコクや旨味をしっかり引き出している。ミルクと砂糖のほのかな甘みもクセになるシリーズ最新作。
3:ジョージア ヨーロピアン 香るブラック
甘く香ばしいキャラメルのような香りとクリーンな後味。コーヒーらしいしっかりとしたボディと、マイルドな飲み口が絶妙なバランスで楽しめる。
4:ジョージア ヨーロピアン カフェラテ
エスプレッソのコーヒー感とミルクのコクを引き立てる甘すぎない味わい。コーヒーとミルクの柔らかな味とハニーを感じるフレーバーの本格的カフェラテだ。
[スポット情報]
ジョージ アヨーロピアン アロマスタンド
場所:JR渋谷駅 山手線外回りホーム (1番線・恵比寿寄り階段)
営業時間:9:00〜21:00
無休
※4製品はホット(試飲カップ)での提供となります。
[問い合わせ]
コカ・コーラお客様相談室
0120-308509
www.georgia.jp/european/
 
山本 大=写真 安岡将文=取材・文

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