シャツ以上、本格派未満。
寒すぎず、暑くもない今の時季に欲しいのは、そんなアウターだ。ただ、その手のアウターは寿命が短いことが弱点。まさに“今”しか着られない。
その点、長きにわたり東京発のアメカジを牽引し続けているヒステリックグラマーは違う。微細なアレンジ(=微アレ)を施すことで、“その手”の定番アイテムを着回しやすく進化させている。
袖を通せば、感動すること間違いなし。早速その真価を解き明かす。
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Gジャンは「少し丈を延ばす」ことで、着回しやすく
アメカジ育ちの我々にとって、非常に馴染み深いGジャンなのだが、悩ましいのがその着丈。
例えば、ヴィンテージの古着に代表されるように、色落ちや状態は最高なんだけど、いざ羽織ってみると、「短っ!」となる件である。
それは味でもあるのだが、着回しやすいかと言われるといささか疑問だろう。
その点、着回しという目線からアプローチしているヒステリックグラマーのGジャンは、オーバーサイジングのレイヤードにも合うように、着丈が長めに設定されているのがポイント。
上の写真のように、Tシャツ一枚に羽織ると、少しボリューム感が出る印象。着丈が長いといっても、身幅とのバランスを考慮して丸みを帯びており、変に細見えすることもない。
一方で、ゆったりしたスウェットパーカをインしても適度な余裕が感じられる。過度に着膨れすることもないから、中にニットを合わせてもバランス良くまとまるだろう。
また、セルビッジデニムを使った味わい深い色落ちは、デニム好きのハートもがっちりとワシ掴みに。
「少し丈長」という“微アレ”が効いているというワケだ。
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