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2021.04.24

ファッション

リーバイス「501®︎」を徹底検証! 愛用者が語るデニムとの付き合い方

デニムをワンシーズンで廃棄する人は、おそらくほとんどいないだろう。はくほどにその人の体型やクセが、ヒゲをはじめとしたアタリとなって、個性ある表情に。
それがリーバイス®「501®」のような普遍的名品なら、一生の付き合いとなる。
良質なデニムを長く愛することこそ、身近なサステイナブルへの第一歩なのだ。
 

街の男たちのリアルな声をヒアリング!
「501®」の育て方にルールは不要

はき込むことで表情を変える「501®」。この経年変化を我々は“育てる”と表現するが、育成法は十人十色。マニアックな知識やルールに縛られる必要はなく、楽しむことが何よりも重要。
ここでは実例として2人の「501®」ラバーに、愛するデニムとの付き合い方を聞いた。
中園健太●1977年生まれ。モデルとして活躍する傍ら20代の頃より調理に従事し、現在は東京・大森にある「創作ダイニング 凛」にて勤務する。趣味は野球観戦、バスケットボール、ゴルフ。
[CASE 1]中園健太さんの場合
いつの間にか、「501®」は常に身近な存在になったという中園さん。最近はデニムが着回しローテーションから外れることも多くなったようだが、「501®」だけは、変わらず第一線で活躍中と話す。
[中園さん私物]古着店で見つけて以来、愛用しているのがこちら。やや短丈ながら、リジッドから若干色落ちした“濃いめの青”がお気に入り。なるべく自然な経年変化を目指し、加える手はきわめて少なめに。
「若い頃はわざと擦ったり、あえて洗わなかったり。無理やりエイジングさせていましたが、この一本に対しては何もしていません。今の色の状態が気に入っているので、連日はくことはせず、休ませながら着用。
洗うときも裏返して、洗剤は少量、陰干し。きちんと丁寧にケアすれば、いい状態を保ってくれるんです」。
[other style]購入からおよそ10年が経過したという、1990年代の“赤耳付き”。当初から淡い色だったが、はいているうちにより白みが増してきたため、最近は春先での出番が多い。破れたら自身でリペアも施すという、愛情のこもった一本だ。
中園さんが厚い信頼を寄せるこの一本、まるで長年貢献するベテラン投手のように息の長い存在だ。
リーバイス「501®︎」の詳細はこちら
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