ディーゼルで検証。価値観やポリシーが表れる新時代のデニム論
ニューノーマルという言葉が、すっかり浸透した昨今。定番アイテムの選び方も文字どおり新しい時代へ突入している。その筆頭がデニム。
機能や素材、作り手の哲学などが千差万別であるがゆえに、何をチョイスするかに己のポリシーが表れるのだ。
[宣言1]楽であり、きれいでもあるデニムが味方

新しい生活様式は、ビジネスのあらゆるスタイルを変えた。当たり前だった“通勤”は激減。オンとオフの垣根が曖昧になり、働く場所や仕事着の定義もまた変化した。
今回は、銀座にいながら非日常感が味わえるアートなホテルに1泊2日でステイして、リラックスしながら新しい事業の構想を練る。そんな今の時代ならではの“都心型ワーケーション”を想定し、どんなデニムを選ぶのが正解なのか考えてみた。

自宅でのリモートワークではなく、公共の場に外出するのだから、清潔感やきちんとした見た目は絶対条件。それをクリアしたうえで“楽である”デニムが理想的だ。とくれば、ディーゼルの「ジョグ ジーンズ」の右に出るものはないだろう。
実は上の写真、パンツだけではなくジャケットもジョグ ジーンズで、凛とした印象とは裏腹に着心地は快適そのもの。部屋でくつろいだり、急なオンライン会議に出席したり、気分転換にホテル内を回遊したり。
そのすベてに対応可能なデニムこそ、仕事がデキる男の味方になると思うのだ。
TIME SCHEDULE

[DAY1]15:30@W XYZ Bar
昼間はカフェになる1階のバーで、コーヒーを飲みながらメールチェック。ひと息ついてから溜まった仕事に取りかかる。
[DAY1]16:30@Re:MIX
ちょっと疲れたら、ラウンジスペースでくつろぎながら映像アートを鑑賞。こんなときも「ジョグ ジーンズ」なら快適そのもの。

[DAY2] 8:00@The WAREHOUSE
起きてすぐさま朝食を堪能。窮屈さ皆無のシャツとデニムなのに、しっかり品があるからレストランでも浮く心配はない。
[DAY2]11:30@Roof Dogs
開放的なルーフトップで銀座の街を眺めながらアイデアを思案。非日常な空間で心身をリセットすれば、仕事もはかどる。
ワーケーションで訪れたホテル
アロフト東京銀座
マリオット・インターナショナルが展開する次世代型ライフスタイルホテル。革新的な音楽やアートプログラム、最先端のテクノロジーに重きを置き、ロビーから客室まで、どこに行っても独創的な空間が広がる。人々の交流を促すオープンなスペースが豊富なのも特徴。
住所:東京都中央区銀座6-14-3
電話番号:03-6278-8122
www.marriott.co.jp/tyoal
[宣言2]見た目も、地球環境にもいいデニムを選ぶ

自分にとって身近なもの。毎日手に取るものほど、価値観は色濃く表れる。最近、平日もカジュアルで過ごす日が増えている、と聞く。当然ながら、デニムが登場する機会も増えているのではないだろうか。
自由にデニムをはくなら、程良いダメージがあり、長年かけて美しく色落ちしたようなライトブルーのものが気分。ディーゼルには、そんなデニム好きのこだわりを代弁するかのような加工デニムがたくさんあるけれど、こちらには“サステナブル”という付加価値がある。
ストーン未使用のウォッシュで仕上げただけではなく、素材には環境負荷を低減したBCIコットンとリサイクルポリエステルを使用。革新的なレーザー製法でユーズド感を表現した、まさに見た目良し、ポリシーありな一本だ。
ルックスと哲学を兼備したデニムを選ぶという特別感に酔いしれてほしい。
[宣言3]休日のトレーニングタイムもデニムが相棒

ハードなウィークデイを過ごすビジネスリーダーの休日服。オフタイムに必要なリラックス感や動きやすさを優先するなら、スウェットやイージーパンツを選択するのが道理かもしれない。
だが、オフのアクティブなシーンこそ、デニムと一緒にいたい。そんなデニムラバーの気分に応えてくれるのが、「ジョグ ジーンズ」の中でも裾をリブデザインで仕上げたスポーティなタイプだ。
スウェットライクなはき心地に加えて、裾のフィット感とシャープなテーパードシルエットが持ち味。激しく動くランやジムでも十分に活用できる“機動力”が備わったデザインは出色の出来栄え。
また、部分的にナイロン素材で切り替えているものの、すべてをインディゴ染めで統一しているため、デニムらしさを残してはけるのがうれしいポイントだ。
このありそうでなかった発想が、休日カジュアルにひと味違ったエッセンスをプラスしてくれる。
[問い合わせ]
ディーゼル ジャパン
0120-55-1978
www.diesel.co.jp/
清水将之(mili)=写真 菊池陽之介=スタイリング 須山忠之=ヘアメイク 長谷川茂雄=文 アロフト東京銀座=撮影協力