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2021.10.19

ファッション

“フツウの服”を自分らしく楽しむ。「リーバイス501」でチェックすべき多彩で普遍な4本

スタイリストとして活動を始めて30年。言わずもがな、村上さんはその歳月を膨大な量の服と向き合って過ごしてきた。
「リーバイス501」を永遠に楽しむスタイル&多彩で普遍なモデル4本
スタイリスト・村上忠正さん Age52
「面白いことに、経験を積むほど自分自身ではトレンドを追う気が薄れていきました。もともと大きすぎもピタピタも好きではないのもあるけれど、今の自分の年齢でドロップした肩のモノを着たいとは思いませんね」。
そんなシルエット観もあり、古い服でも出番は多い。この日のブレザーは10年前の3.1 フィリップリムで、インディビジュアライズドシャツは今ではまず見ないピケ地のピンタック入り。
そして、デニムはリーバイス501。高価な古着でもなく、ひと昔前のレギュラーモデルだ。
古着として自然に色落ちした個体を選んで購入したという、村上さんの501。ラフにノーベルトでタックインしてもサマになっている。
「普通のものを自分らしく着たい。いろんなデザイナーが過去のアーカイブを真似て服を作るのを見てきたので、何が本物かを意識するようになったのだと思います。
そう捉えると、ワードローブにはまだまだ宝が詰まっている。向き合うべき普通な服は誰にでもあるはずので、もっと楽しんでほしいですね」。


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