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2021.10.18

ファッション

ザ・ノース・フェイスの“デナリジャケット”にRHCがなるほど!な良別注

デナリジャケットといえば、ザ・ノース・フェイス不朽の名作である。それを改めて取り上げるのには、もちろん理由がある。
デナリジャケットならではの異素材コンビネーションのデザインだが、どこかが違う。4万4000円/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル フォー RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
「今さら?」と思うなかれ。しっかりタグを見てほしい。これを作ったのは別ラインのザ・ノース・フェイス パープルレーベルなのだ。

ザ・ノース・フェイスのルーツを継承しつつ、シルエットやデザインを現代的に解釈することで、ファッション性を滲ませるパープルレーベル。
これまでにも、新鮮なアプローチで“NEO”デナリジャケットを提案してきたが、さて今季は本家デナリジャケットと何が違う?
まず、ヨーク部分の生地をU.S.空軍のフライトジャケットからインスピレーションを得た光沢のあるナイロンに変更。身幅にゆとりを持たせたオーバーサイジングは今の空気にもうまくハマる。

また、本家デナリジャケットは、フリース部分にポリエステルを使用することで強度や扱いやすさをフォローしていたが、今作では天然素材のウールボアを採用した。モコモコ感がいいアクセントに。

裏地には、「ゴアテックス INFINIUM WIND STOPPER® LINER」を導入し、風の進入をガードしつつ、内部の蒸れも軽減してくれる。
見た目ばかりでなくしっかりと機能面も担保しているあたりは、さすがアウトドアフィールドを熟知したザ・ノース・フェイスの面目躍如といったところだろう。
カラーは、洗練された雰囲気のライトグリーンやベージュなど、本家デナリジャケットにはなかったペールトーンもラインナップ。
ん!? でも、これオールブラックだけど?
そう、1989年の誕生以来、本家デナリジャケットでは幾度となく展開され続けているオールブラックを今回、RHC ロンハーマンが別注したのだ。

しかも、ジップやボタンといった付属品も黒で統一するというこだわりようだ。胸元に配されたザ・ノース・フェイスのロゴはあえてオリジンを彷彿とさせる白文字で。その姿がまた新鮮に映るから面白い。
気になるローンチは10月23日(土)よりRHC ロンハーマン各店とロンハーマン オンラインストアにて。
ファッション性が高まった新生デナリジャケットを本家定番色の黒で仕上げるというRHC ロンハーマンのアレンジは、粋である。
 
[問い合わせ]
RHC ロンハーマン
0120-008-752
菊地 亮=文

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