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2021.03.18

ファッション

パーカ一枚が丁度いい季節。業界人のマイベスト・パーカはどんなやつ?

定番アイテムだから選択肢はたくさんあるけれど、実際どれがベストなのかは答えを出せず。パーカ一枚で心地良い季節に、6人のファッション業界人が感動した一枚について教えてもらった。
 

「フランネル」

ニューノーマルな逸品から不朽の名作まで!業界人たちがイチオシする感動パーカ6選
確かな服作りの技術に繊細な美意識を融合したブランドの新作パーカ。表地2種、裏地1種のオーガニックコットンを使い、ドロップショルダーの仕立てに。各2万2000円/フランネル(ブルーム&ブランチ青山 03-6892-2014)
推薦人
ブルーム&ブランチ ディレクター/柿乃葉 店主 柿本陽平さん(38歳)
2012年に独立し、青山のブルーム&ブランチのディレクターに。昨年秋には、鎌倉に柿乃葉という個人店もオープンした。
ニューノーマルな時代、心地良さだけでなく、本質的な服選びが不可欠だと感じます。日本のスウェット生産技術を生かして丁寧に作られた本作は、オーガニックコットン3種類をブレンド!
ふっくらとしたモダンなシルエットと、柔らかなタッチで肌を包み込みます。そうした時代に敏感に対応する点も魅力だと思います。
 

「イーストファー イースト」

ヘビーな14オンスのオリジナル生地を使用。バインダーネックにフードを後付けしたヴィンテージ風デザインが目を引く。着やすいバルーンシルエット。2万円/イーストファーイースト info@eastfareast.tokyo
推薦人
スタイリスト 武内雅英さん(43歳)
雑誌編集者を経て、2005年にスタイリストとして独立。ストイックなスーツスタイルからカジュアルまで、幅の広さは業界屈指との呼び声。
かつてヴィンテージで発見できた、フードを後付けしたデザインのパーカは、今ではあまり見られなくなった。そんな作りをあえて採用しているのも面白いし、立ち襟のシルエットもきれい。
しかも何回洗ってもヘタらないオリジナルボディは、経年変化で風合いに深みが増す。それらをすべて計算して作っているかなりの確信犯だと思う。


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