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2021.01.26

ファッション

まっくろなニューカマー登場! “黒いアイツ”が踊るロエベのTシャツ&ブルックスの別注黒シャツ

以前「ダンボ」とのコラボを紹介したが、こうした仕掛けを上手に、上品に完成させるのがロエベのセンスだと思う。
『となりのトトロ』を制作したスタジオジブリとロエベには、クラフトや職人技といった手作業に対するリスペクトがある。またそのドリーミーな、どこか静かな世界観も共通しているように感じる。Tシャツやバッグのほか、レザージャケットやパーカ、レザーグッズなども展開。4万1000円/ロエベ(ロエベ ジャパン 03-6215-6116)
その最新作は「ロエベ×となりのトトロ」カプセルコレクション。先日紹介したアイテム以外にも、Tシャツや定番バッグ「バスケット」には「マックロクロスケ」があしらわれている。
H26.5×W40×D16cm 7万1000円/ロエベ(ロエベ ジャパン 03-6215-6116)
そう、主人公のサツキとメイが引っ越し先で目にした小さなお化け。自然との調和やファンタジーがコレクションの背景にあるのだとか。なるほど、映画のストーリーともぴったりだ。
 
生地はもちろん織りネームやボタンまで“まっくろ”という仕上げ。合わせが難しいのかと思いきや、ご覧のとおりの大きめのシルエットがこなれ感を発揮してくれる。都会の雰囲気とラギッドな味わいがちょうどいい塩梅でミックスされているからだ。白やブルー、あるいはキャンディストライプといった定番の色柄からあえて逸脱した、既成概念を打破する一着の完成だ。2万3000円/ロンハーマン 0120-008-752
もうひとつの“まっくろ”はブルックス ブラザーズの「ポロカラーシャツ」。大定番ボタンダウンを黒く染めてガラリと印象を変えた、ロンハーマンでの限定モデルだ。こりゃアリですな。
どちらも「あいつ“まっくろ”だぜ」と言われるに違いないが、後ろ暗いところはひとつもない良品である。
 
清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文


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