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2020.12.16

ファッション

RHC ロンハーマンが鍛え上げた“軍事レベル”の別注バックパック登場!

大人の男が日常使いしたいバッグとは、どのようなものだろう。さまざまなブランドとのコラボアイテムを生み出してきたRHCが、またも独創的なクリエイティビティで、その最適解を生み出した。
ドイツを代表するバッグブランド「バッグジャック(bagjack)」の別注アイテム2種がソレ。
一見しただけではわからないが、これが比喩でなく“最強”だと業界をザワつかせている。
バックパック H45×W38×D14cm 各4万6000円、ヒップバッグ H16×W35×D9cm 各2万4000円/すべてバッグジャック フォー RHC ロンハーマン(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
もともとタフで知られるバッグジャックだが、実は通常使用しているコーデュラナイロンは、意外にも他ブランドが使っているそれに比べて細い糸を用いている。
細い糸=弱い生地になりそうだが、“超”が付くほど高密度の打ち込みで生地を仕立てているため、十分な強度やハリを保ちながらも軽いという強みがある。

しかし、今回のRHC別注作は、いずれも通常より太めのコーデュラナイロン使用。そのうえで同じく“超”高密度に織り上げており、生地の厚み自体は一般的なバッグと変わらないものの、その強度は軍事レベルの強度を誇る「バリスティックナイロン」に匹敵するレベルにまで高めた。
実際、バッグジャックはドイツ軍の装備品などを請け負う際に同生地を製作することがあるが、日本でこれが展開されるのは、今回のRHC別注作が初となる。
バックパック各4万6000円/ともにバッグジャック フォー RHC ロンハーマン(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
今回の別注では、いずれもバッグジャックのなかで最も人気のあるクラシックなシェイプを採用。
バックパックはPCスリーブを内蔵しているのでビジネスシーンで使いやすく、緻密な計算のもとに作られたストラップは、重い荷物を背負っても身体に負担がかかりづらい構造となっている。
ヒップバッグ各2万4000円/バッグジャック フォー RHC ロンハーマン(RHC ロンハーマン 0120-008-752)
もう一方のヒップバッグもバッグジャックのベストセラーアイテムだが、実はこれはやや大きめ。というのも、もともとは財布、スマホ、鍵などを入れるのにちょうどいい小ぶりな作りだったのだが、もう少し大きいサイズを切望する声に応え、最近になって1サイズ大きめのヒップバッグが開発されたのである。
そこにすかさず別注をかけたのがRHCで、この新サイズは今回、日本で初のお披露目となる。
内部ではダブルネームのタグが静かに主張。
変更点は生地だけではない。インラインでは必ず付いているブランドネームタグを取り除くことで、よりミニマムな表情にアレンジ。代わりに、RHCの別注を表すダブルネームタグを内部にさりげなく移動させた。
ON・OFFで使えるシンプルなデザイン、使い勝手のいい機能性、ただでさえタフなバッグを軍事レベルにまで引き上げたRHCの特異性と、それが生んだ絶対の信頼性――。
バッグジャックの職人技とRHCのプロデュース力が生んだ、文字通りの“最強”バッグ。仕事、遊び、家族サービス、常に忙しい大人の生活を一任するに値する出来である。
 
[問い合わせ]
RHC ロンハーマン
0120-008-752
原嶋鉄人=文

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