ユースケ部長も登場! 「イケオジ着回し物語」 Vol.53
2020.11.22
FASHION

ダウン選びの新基準「サステイナブル目線」で選ぶならノーデンか、ヘルノか

廃棄物の再利用。完全アニマルフリー素材。そして、廃棄するときでさえも環境負荷ゼロという画期的仕様。

さまざまなベクトルから考え抜かれたサステイナブルなダウンをご覧あれ。

 

ダウンでヴィーガン、しかも見た目も先進的

サステイナブルなダウン
6万1000円/ノーデン(ハンドイントゥリーショウルーム 03-3796-0996)

NORDEN ノーデン
海や街に捨てられたプラスチックの再利用など、サステイナブルやエシカルへの徹底した取り組みで知られるカナダ発のブランド、ノーデン。この「ボディ リフレクティブ ジャケット」も、約50本のペットボトルをリサイクルして作られる本格派。

羽毛やレザーをいっさい使わないアニマルフリーなので、ヴィーガンにも対応。表面はすべてリフレクター素材になっており、コーティングにより通気性と撥水性をしっかり確保。

フードを被ってドローコードを絞ることにより、雨や風から首元を守り、非常に高い防寒性能を発揮する。

機能とスタイリッシュさを兼ね備え、かつ環境にも優しい、週末アウトドア派垂涎の一着だ。

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モードの革新性が宿る、一歩先行くサステイナブル

10万8000円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424)

HERNO ヘルノ
モードであり、サステイナブル。押しも押されぬイタリアンダウンの名門、ヘルノの新機軸である。持ち前のエレガントな光沢を備えたネイビーカラーとコンパクトなシルエットに目を奪われるが、今作の真骨頂は前述のとおり、サステイナブルな要素に集約される。

新ライン「グローブ」の2シーズン目の作品に当たるダウンジャケットは、「ファスト5ディグレーダブル」と呼ばれる特別な素材で覆われた。極細のポリアミド糸でできたこのシェルは、廃棄後に微生物などによって水と二酸化炭素に分解されるまで5年しか必要としないエコファブリックだ。

一般的なナイロンが生分解する時間は約50年とされているため、実に1/10のスピードにまで短縮。想像にたやすい5年という時間が、言葉ばかり先行していきがちなサステイナブルを現実のものとして身近にしてくれる。

またフロントボタンやジップといった各種パーツにも金具をいっさい使わず、すべてに生分解性素材を採用。つまり、一着丸ごと土に埋めるという原始的かつ画期的な廃棄が可能となったのだ。リサイクル素材を使用したサステイナブルなウェアが市場に増えつつある中で、服の“捨て方”にまで目を配った姿勢は実に合理的で、かたやその革新性はモード的ともいえる。

最近ではコラボレーションモデルとしてスニーカーまで発表するなど、新たな高みを目指し続けるヘルノ。そのチャレンジは、まだまだ止まりそうもない。

 

竹内一将(STUH)=写真 来田拓也=スタイリング 増山直樹、野中邦彦(OUTSIDERS inc.)、早渕智之、いくら直幸=文

# サスティナブル# ダウン
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