スタイリストの梶 雄太さんが今年立ち上げた新鋭ブランド「サンセ サンセ」。そしてさまざまな肩書を持つマルチクリエイターの熊谷隆志さんがディレクションを務める「ネサーンス」。
ともにオーシャンズと縁深い彼らが手掛けるブランドには、我々の求める「大人カジュアル」のヒントがたくさん詰まっていた。
SANSE SANSE サンセ サンセ
2020春夏シーズンよりスタートした新鋭ブランド。スタイリストの梶 雄太氏が、ディレクションを担当し、「普通に見えてどこかちょっと違う」と思わせる素材使いやシルエットが持ち味だ。
写真家平野太呂さん Age 47「大概モノトーンの服を着ている」と言う平野さんは、ちょっとした色の違いや濃淡を楽しんでいるそうだ。このシンプルなウールのニットは、「ゆったりめのサイズ感がいい」。はき込んだリーバイス505にもしっくりと馴染んでいる。
現代美術作家加賀美 健さん Age 46品のいいウールのブラックジャケットを、褪せたブラックデニムにさらりと合わせている加賀美さん。「古着や天然素材が好きで、基本いつも着ているのは着心地のいい服」。もう何年も被っているというキャップとソックスの主張が利いている。
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