種カジのタネあかし Vol.45
2020.09.09
FASHION

ゆるっと楽に、でも上品。サロペットを活用した種カジ流 “フレンチワンマイル”

リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……

今回はオーバーオールとは…… “種カジ”の振り幅に感服。その手があったか、という感じですね。

サロペットを活用して“フレンチワンマイル”

「サロペットと呼んでほしいな。オーバーオールというと、ワークウェア好きが地道に愛する演歌のようなイメージ(笑)」。

ーーえ! 違いがあるんですか?

「英語かフランス語かというだけ。同義語です(キッパリ)。まぁ、気分気分。とにかく、骨太路線ではないってことですよ」。

ーーワンマイルスタイルでも着られそうなユルさと、どことなく漂う上品さが同居していますね。

「理由のひとつは、リネンの生成りということです。スーツ販売の接客などもしていたことがある自分からすると、季節ごとの素材を纏うことは、ある種のルールみたいなもの。

先人が発見した、通気性、速乾性、さらさら感を、シワとともに楽しみたい。これがどういうわけか、年を重ねた今の僕に雰囲気がマッチするんですよ」。

ーーそれでいて、モダンさがあるのは?

「シルエットでしょうね。腰回りがゆったりとしている九分丈テーパード。すっきりとしていながら窮屈ではないんです」。

ーーそれをセットアップで楽しんでいる、と。

「ボタンレスの羽織りものなので、ちょっと肌寒いときに。いつもの白Tシャツにこの2点を着用するだけでOK」。

ーーこれなら、我々でも楽しめそうです。

「南仏で考えていた今夏のバカンスも、この格好でマルシェに立ち寄りたかったな」。

ーー仕方ないご時勢ですから。とにもかくにも、フレンチが気分なんですね。

「今夏、豊かな自然やグルメを楽しむのは、鎌倉くらいにしておきます」。

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今月の種カジ・ポイント

ハラダマニア×ビームス ライツのサロペットは、白Tとの相性の良さが際立つリネン素材。「日焼けした肌との相性もバッチリ」。

ハラダマニア×ビームス ライツのサロペットは、白Tとの相性の良さが際立つリネン素材。「日焼けした肌との相性もバッチリ」。

 

「足元は、問答無用でビーサン! エルニド フリップスのもので、トングがアニマル柄なのが、カジュアルアップのポイント」とのこと。

「足元は、問答無用でビーサン! エルニド フリップスのもので、トングがアニマル柄なのが、カジュアルアップのポイント」とのこと。

 

「種カジ」とは……
「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市 暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
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PROFILE
たねいちあきら●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。服だけで無く食やコスメなどバランス良く興味を持ち続けるのがモットー。ビームスのディレクター業を務めた後、フリープランナーとしてさまざまなモノ・コトを仕掛ける業界のキーパーソンに。種カジのこぼれネタがポストされるインスタグラム(@taneichiakira)も要チェック!

山本 大=写真 髙村将司=文

# サロペット# 種カジ
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