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2020.08.05

ファッション

開襟シャツとストローハット。夏の定番スタイルについて改めて考えよう

夏の風物詩ともいえる開襟シャツとストローハット。それらを装う楽しみは何なのか?
そこで開襟シャツにこだわりを持つTOKYO発のブランド、デラックスのディレクターHUEさんに話を聞いてみた。
[左]「ブルックス ブラザーズ」のシャツ「ブリクストン」のハット[右]「ポータークラシック」のシャツ「ボルサリーノ」のハット
[左]「ブルックス ブラザーズ」のシャツ1万4000円/ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-185-718、「ブリクストン」のハット1万2000円/ストレートシックス 03-5784-3123 [右]「ポータークラシック」のシャツ3万2000円/ポータークラシック 銀座 03-3571-0099、「ボルサリーノ」のハット3万7000円/ボルサリーノ ジャパン 03-5413-3954
「去年の夏がホントに暑くて。そのときに開襟シャツは無敵だなって感じたんです」。初夏の昼下がり、HUEさんはこれからのワードローブについてそんなふうに話していた。
「Tシャツって肌にくっつくけど、開襟シャツは風が通るから涼しいんです」。HUEさんの開襟シャツの原体験は中学生の頃。音楽やスケートボードにのめり込む時分に買った、一枚のアロハシャツだった。
[上]「ファッチーズ」のシャツ「アーミッシュ」のハット[中]「ワコマリア」×「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」のシャツ「ニックフーケ」のハット
[上]「ファッチーズ」のシャツ2万6000円/シック 03-5464-9321、「アーミッシュ」のハット1万800円/スーパー8 シューズ 03-6804-2174 [中]「ワコマリア」×「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」のシャツ3万5000円/パラダイス トーキョー 03-5708-5277、「ニックフーケ」のハット9万6000/エドストローム オフィス 03-6427-5901 © 2020 RATM [下]「エムズ ブラック」のシャツ2万7000円/セコンド ショールーム 03-3794-9822、「ソラリス」のハット3万9000円/ソラリスアンドコー http://solarishatmakers.com
「それ以降も’50sを意識したボウリングシャツを着たり、ロバート・デ・ニーロやマット・ディロンに憧れたりと、ルードなイメージに惹かれていました」。
開襟シャツはワルいヤツのユニフォーム。そんな認識で愛用していくも、徐々に違った側面も見えてきた。


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