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2020.06.21

ファッション

見た目よし・機能よしのレインコート。とにかく「傘が嫌い」な人へ

「昔、僕が見た映画の男たちは傘を差さなかった」。
キャプテンサンシャインのデザイナー、児島晋輔さんは、そのスタイルを今に蘇らせようとする。その真意を聞いてみた。
 

歴史が教えてくれる、幸福の「傘不要論」!?

「キャプテンサンシャイン × ゴールドウイン」のレインコート
コート6万9000円/キャプテン サンシャイン 03-6277-2193、キャップ9000円/ゴールドウイン 0120-307-560
「キャプテンサンシャイン × ゴールドウイン」のレインコート
リップストップのポリエステルシェルのハーフコート。ボリューム感のあるAラインは、キャプテンサンシャインでは頻出する定番のシルエット。国産アウトドアブランドの雄の力を借りて完成した一着だ。そして、ゴールドウインのインラインで展開される同カラーのゴアテックスのキャップを被れば、傘不要スタイルの完成。
「正直、雨が嫌いなんですよ」。ゴールドウインとのコラボ第2弾として出来上がったコートを前にして、児島さんはそうつぶやく。
「というか、傘を差すのが嫌なんです。持ってるだけでも煩わしいし、電車に乗ったり人混みを歩いたりするにも、傘ってとにかくストレスになりますよね」。
とはいえ、不意の悪天候はやはり避けられない。そこで児島さんにヒントをくれたのが、自身のルーツでもあるクラシックな男性像だった。


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