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2020.06.02

ファッション

ブランド広報直伝!ザ・ノース・フェイスとモンベルの軽量アウターそれぞれの機能

アウトドアをルーツとしながら、場所を問わずに頼りになる機能派軽量アウター。ただし“普段着的”側面が強まったせいか、ビギナーにはモデルごとの違いが曖昧に?
そこで、人気2ブランドの広報に、それぞれの機能についてプレゼンしてもらった。
 

THE NORTH FACE ザ・ノース・フェイス

似ているようで実は違う軽量アウター/ザ・ノース・フェイス
左から1万3000円、2万3000円、1万6000円、2万円/すべてザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)

1_収納ポーチ付きで、コンパクトにまとめられる

コンパクトジャケット
「コットンのようなやわらかい生地感を、ナイロン100%で表現しました。軽く羽織るのにちょうど良く、軽い雨に対応可能な撥水性を持たせています。プライスも手頃なので、1着持っておいて損はないはず」。

2_蒸したときでも肌触り滑らか

ウィンドジャマー
「1970年代のモデルをベースに、モノトーンでモダンに再構築。リサイクル素材のハイベント クリアDエコを使い、防水性を完備。軽量に仕上げているので、着心地も上々だ。また、半袖にアウターを着たときに気になる、肌に触れる面にはビーズ加工を施し、触感も向上しています」。

3_急な雨にも対応するビルトインフードを搭載

ハイドレナウィンドジャケット
「ドライタッチの表地には強撥水加工を施しているので、悪天候でも問題なし。メッシュの裏地は汗ばんだ肌に張り付かず、梅雨や夏場にも最適。街着としてもおすすめできます」。

4_オールシーズン使える軽量でしなやか着心地

ドットショットジャケット
「肩には厚手の生地を使用しているので、バックパックを背負った際の磨耗に強い。ボディには2.5層のハイベントDを使い、防水性や軽量性も抜群です」。
教えてくれたのはこの人
鰐渕 航さん(33歳)
キャンプ歴:25年以上/年間キャンプ数:30回
よく行くキャンプ場:スタカ湖キャンプ場(長野県)
 

MONT-BELL モンベル

似ているようで実は違う軽量アウター/すべてモンベル
左から1万4600円、2万2800円、9200円、1万6800円/すべてモンベル 06-6536-5740

1_レインウェアの常識を覆すコンパクトな作り

バーサライト ジャケット メンズ
「抜群の透湿性を誇るゴアテックス インフィニアム ウインドストッパー ファブリクスと、極薄のシェル素材をドッキング。究極のコンパクトレインウェアです。独自の縫製技術でしなやかな着心地を実感」。

2_軽くてムレない一着なら、ハードな運動もなんのその

トレントフライヤージャケット メンズ
「脇下のベンチレーションがムレから解放し、最高レベルの防水透湿性と、優れたコンパクト性を実現。夏のキャンプで動き回っても問題なしです」。

3_持ち運びも着心地もラクな極薄ナイロンシェル

EXライトウインド パーカ
「7デニールの極薄ナイロンを使ったリップストップ生地で、超軽量ながら丈夫。手のひらに収まるパッカブル仕様です。風の侵入を防ぎながら内部の熱を効果的に放出するので、キャンプだけでなく、トレッキングやランニングにも使えます」。

4_着膨れしにくい、ゆとりあるスタンダードモデル

レインダンサー ジャケット メンズ
「モンベルのゴアテックス製品のなかで最もローコストで、バランスの良いスタンダードモデル。運動性を高める独自の立体裁断パターンを採用してゆとりのあるシルエットに仕上げたため、厚めのインナーを着ても着膨れしません」。
教えてくれたのはこの人
長井洋高さん(34歳)

キャンプ歴:12年/年間キャンプ数:10回
よく行くキャンプ場:本栖湖いこいの森キャンプ場(山梨県)
 
田邊 剛=写真 鈴木泰之=写真(静物) 平 健一、星 光彦=スタイリング ホーボージュン、まついただゆき、増山直樹、菅 明美、野村優歩=文


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