日本が誇るアウトドアブランド、スノーピークが、アウトドア好き&ファッション好きが素通りできない2つのコラボレーションモデルを発表して話題になっている。
ひとつはストラップ付きスポーツサンダルのオリジンといわれるアメリカの名門、テバとのコラボサンダルだ。
ツワモノ揃いのコレクションから対戦相手に指名したのは「ハリケーン XLT 2 アルプ」。90年代に人気を博したモデル「アルプ」のクロスオーバーストラップといまやテバの代名詞的モデル「ハリケーン」の軽量で頑丈なアウトソールを融合したモデルだ。
スノーピークはこれをコーポレートカラーであるブラック&ホワイトのバイカラーで仕上げ、お馴染みのメッセージ“OUTDOOR LIFESTYLE CREATOR”をストラップに刺繍。今回で3度目となった両者のガチンコ勝負はクールな一足に仕上がった。
つづいて6月8日に登場したブーツの相手はダナー。世界で初めてゴアテックスを搭載した、言わずと知れたパフォーマンスブーツの嚆矢である。
昨年に続くコラボ第2弾で料理したのは、ゴアテックス&ビブラムソールというダナーの双璧的スペックを擁する「トレイル フィールド」。スノーピークはこの名作にテントやタープの設営に欠かせない自在金具をオン、さらに登山靴伝統のスペック、Dリング&ロープカラーの色をそれに揃えた。足元が主役になること間違いなしの一足である。
待ちに待ったアウトドアシーズン本番。山で遊ぶ派も、海や川で遊ぶ派も、街をフィールドにする人も。今年の夏はスノーピークコラボが頼れるパートナーとなりそうだ。
竹川 圭=文