2019.05.16
FASHION

【第2週】三浦マーシー着回し14Days! シーサイド料理人“着回し” 物語

オーシャンズ看板モデル・三浦理志さんの着回し物語がついにスタート!
新鮮な三浦半島の海と山の幸を使った料理が、雑誌でもたびたび取り上げられる鎌倉の某有名ビストロ。その名物料理長が三浦マーシーだ。同じく料理人だった祖父に幼い頃から手ほどきを受けていただけあって、その腕前は抜群。昨年からは、念願だった自分の店を持つための準備をスタートさせた。
だが、イイ波に乗っていたマーシーのプロジェクトに突如暗雲が……。マーシーの夢はいったいどうなるのか?

今回は、「シーサイド料理人“着回し” 物語」の第2週をお届け。
着回しアイテムの詳細はコチラ。
「シーサイド料理人“着回し” 物語 Season3」の第1週はコチラ。

Day 8 Thu.
ユースケ直伝の好感度を獲得する着こなし。なんだか自信が湧いてきた

指示どおりマーシーは涼しげなシアサッカーのネイビーのセットアップで。
メガネ5万6000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)、靴16万3000円/エドワード グリーン(エストネーション 0120-503-971)

この日、新たな銀行へ向かうマーシーの足取りは力強かった。手にはユースケの指示をもとに仕上げた事業計画書とプレゼン資料を持っている。服装もユースケの「プレゼン虎の巻」を参考にした。

「ネイビーの無地が基本。Vゾーンも派手な組み合わせはNG。清潔感と季節感を大切に。あと、靴は手入れの行き届いたとびきり上等なやつで」。指示どおりマーシーは涼しげなシアサッカーのネイビーのセットアップで。ネイビーのギンガムチェックのBDシャツにグリーンのニットタイ、というVゾーンも初夏の爽やかな雰囲気にマッチしている。足元はエドワード グリーンの黒いローファーだ。

相手は何のコネもないメガバンク。可能性は五分五分だけど、自分を信じてやってみる。マーシーは銀行で熱のこもったプレゼンをした。終了後、担当者は銀行の出口まで見送ってくれた。エレベーターの中で、その担当者は小声で「……鵠沼ではたいへんお世話になりました」と言う。「え、まさかあのときの!?」。マーシーは目を丸くする。まったく気付かなかったが、銀行の融資担当者は、鵠沼で出会ったあのおじさんサーファーその人だったのだ。「はい。三浦さんのお店、きっといい店になりますよ」とおじさんサーファーはにっこり笑った。

着回しアイテム

【10】「ポロ ラルフ ローレン」のジャケット 【11】「ポロ ラルフ ローレン」のパンツ

【10】「ポロ ラルフ ローレン」のジャケット
着回しに利くネイビーの2Bジャケット。夏の伝統生地、シアサッカーを採用。独特の凹凸が着こなしに清涼感を添えてくれる。カジュアル派でも、こういうのを1着持っておくと便利! 9万円/ラルフ ローレン 0120-3274-20

【11】「ポロ ラルフ ローレン」のパンツ
ジャケットと同じシアサッカー地のパンツ。セットアップはもちろん、Tシャツなどと合わせて単体でも使える。下半身をすっきり見せるテーパードシルエットもポイントだ。3万9000円/ラルフ ローレン 0120-3274-20

お助けアイテム

クラシックなネイビーのギンガムチェックBDシャツとグリーンのニットタイ。
シャツ1万3000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、タイ参考商品/ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン 0120-3274-20)

クラシックなネイビーのギンガムチェックBDシャツとグリーンのニットタイ。清潔感のあるお洒落を体現するVゾーンが完成する。


Day 9 Fri.
イッツ・マイ・ベスト・ソウルフード! 人気のホットドッグでエネルギー充填

この日の着こなしはマーシーのユニフォームというべきTシャツとスウェットパンツ。
サコッシュ6400円/カンテラ(ディアゲスト 03-6452-6855)

銀行へ行った翌日、マーシーの気分は晴れ晴れしていた。ベストは尽くしたから、結果が出るまではあれこれ悩まず、目の前のことを目一杯楽しむ。これがマーシーのスタイルだ。

今日は仕事の用で朝から藤沢へ。早めに終わったので、大好きなロンハーマン カフェ 辻堂店で早めのランチをとることに。お目当てはジューシーなソーセージにたっぷりのコールスロー、コンビーフが入ったルーベンホットドッグ。ケチャップや具がこぼれないようにがっつくのが正しい食べ方。

この日の着こなしはマーシーのユニフォームというべきTシャツとスウェットパンツ。海から吹く風が冷たいので、イエローの軽量ウインドブレーカーを羽織った。体中にみなぎるエネルギーを感じながら、店へと戻った。

着回しアイテム

【5】「トニー タイズサン」のTシャツ 【8】「レイニング チャンプ」のスウェットパンツ

【5】「トニー タイズサン」のTシャツ
アメカジ定番のカレッジTシャツ。波乗りには、サーフィンの聖地、ハワイの大学名がデザインされたこんな1枚にソソられる。ボディはがっしりとした着心地のコットン。6500円/タイズサン 03-6447-1655 ©License by LEARFILD

【8】「レイニング チャンプ」のスウェットパンツ
季節を問わずにはきやすいミドルウェイトで、ソフトな肌触りのピマコットンを使用。縫製部分が平らになるフラットシームによって、ストレスフリーなはき心地を実現している。1万6000円/サザビーリーグ 03-5412-1937

お助けアイテム

超軽量のナイロンブルゾン。
8万6000円/ストーン アイランド(トゥモローランド 0120-983-522)

超軽量のナイロンブルゾン。独自開発のラミーベロアナイロンは独特の光沢と風合いが特徴。防水、防風仕様。


Day 10 Sat.
参観日。オトーチャンはビシッとキメたけど肝心の息子が……(汗)

堅苦しい印象にならないようシアサッカーのジャケットやオープンカラーのチェックシャツで初夏らしいヌケ感を演出しているのがこだわりだ。

授業参観日はオトーチャンのファッションセンスが問われる重要な日でもある。くだけすぎた格好もナンだし、かといって堅すぎる装いも大仰だ。半休をとって学校を訪れたマーシーは、アイビーを意識したスタイルで勝負に出た。

堅苦しい印象にならないよう、シアサッカーのジャケットやオープンカラーのチェックシャツで初夏らしいヌケ感を演出しているのがこだわりだ。そんなオトーチャンの気合が伝わったのか、マーシーにうりふたつの小学生の息子は終始「ハイハイ!」と張り切って手を挙げまくる。が、答えはほとんど的外れ……。教室に笑い声がこだまする。

“はは。わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい”。頭をかきながら、昭和に流れたTVCMの名フレーズを口ずさむマーシーだった。

着回しアイテム

【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ 【7】「スタンダード カリフォルニア」のチノパンツ 【10】「ポロ ラルフ ローレン」のジャケット

【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ
アメトラの名門が作るシャツは風合いのいい生地感と鮮やかなマドラスチェックが持ち味。コットン100%で、襟は旬のオープンカラー。※実際の商品は色が異なります。2万6000円/ワイルド ライフ テーラー 0120-298-133

【7】「スタンダード カリフォルニア」のチノパンツ
目の詰まったツイル生地が使われたチノは、センタークリースと気持ちテーパードがかったシルエットのおかげで、きれいめスタイルにもしっくりハマる。1万4000円/スタンダード カリフォルニア 03-3770-5733

【10】「ポロ ラルフ ローレン」のジャケット
着回しに利くネイビーの2Bジャケット。夏の伝統生地、シアサッカーを採用。独特の凹凸が着こなしに清涼感を添えてくれる。カジュアル派でも、こういうのを1着持っておくと便利! 9万円/ラルフ ローレン 0120-3274-20


Day 11 Sun.
不安を吹き飛ばすにはワクワクが一番。今日も店づくりの準備だぜ

この日のトップスは袖の取り外しができ、半袖になるカットソーにニットを肩掛け。
スニーカー4万3000円/ビズビム(F.I.L. TOKYO 03-5725-9568)、サングラス3万4000円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070)

結果を信じて前進あるのみ。今日は休みを利用して妻と店のインテリアを探すことに。訪れたのは東京・目黒。有名インテリアショップが軒を連ねる通称“家具屋通り”と呼ばれる目黒通りだ。

ふたりが入った店はアクメファニチャー 目黒通り店。自社工房でメンテナンスされたミッドセンチュリー期のヴィンテージファニチャーや武骨なインダストリアルテイストの家具がマーシーの好みにしっくりきた。店のイメージが湧いて心が弾む。

この日のトップスは袖の取り外しができ、半袖になるカットソーにニットを肩掛け。ゆったりめのトップスにスリムなデニムを合わせるのが今の気分だ。

着回しアイテム

【1】「エイチ ビューティ&ユース」のニット 【2】「SSZ」のカットソー 【9】「マイシンクス」のデニム

【1】「エイチ ビューティ&ユース」のニット
ドロップショルダーや、ロールしたネックや袖がこなれた雰囲気を醸し出す。ざっくり編みのボディはリネン100%ならではのシャリ感と風通しの良さが魅力だ。2万2000円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230

【2】「SSZ」のカットソー
ハリ感のある軽量の化繊素材が使われた長袖カットソーは、肘辺りにあしらわれたジップで袖の着脱が可能。半袖としても着られる優れモノ。今どきなオーバーサイズもグッド。1万8000円/ビームス 原宿 03-3470-3947

【9】「マイシンクス」のデニム
長年はき込んだかのようなリアルなタテ落ちが魅力の1本。細身のストレートで美シルエット。脚長効果も期待。裾部分は切りっ放し加工でラフなスパイスを利かせている。3万6000円/RHC ロンハーマン 045-319-6700

デニムは年中無休のワードローブ
マーシーのフェイバリット・デニム・ブランド

マーシーのフェイバリット・デニム・ブランド「ヤヌーク」「ディーゼル」「デンハム」
[左]2万6000円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル 03-5722-3684)、[中]2万9000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、[右]4万円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)


Day 12 Mon.
イイ波に乗ったあとは、必ずイイことが起こるジンクスがズバリ的中!

体を温めるため、オープンカラーのチェックシャツにリネンのニットを重ね着して出かけた。

早朝からホームでファインウェーブを楽しんだあと、歩いて最寄りの駅へ向かう。体を温めるため、オープンカラーのチェックシャツにリネンのニットを重ね着して出かけた。ユルくなりすぎないようパンツはシアサッカーのトラウザーズをチョイス。

今日の日替わりメニューは何にすっかな〜とぼんやり考え事をしながら駅前を歩いていると、パンツのポケットでスマホが鳴った。画面には融資を申し込んだ銀行の名が。電話に出ると声の主は、融資の担当者であるサーファーおじさん。

「三浦さま、審査は無事に通りました」「やった!」。思わず大声を上げてガッツポーズ。あまりにうれしくて辺りを飛び跳ねるマーシー。その姿を登校中の女子高生たちが目を丸くして見ていた。

イヤッホーイ! 審査に通ったぞ! 靴2万7000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)、バッグ1万8500円/ホーボー(ベンダー 03-6452-3072)

着回しアイテム

【1】「エイチ ビューティ&ユース」のニット 【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ 【11】「ポロ ラルフ ローレン」のパンツ

【1】「エイチ ビューティ&ユース」のニット
ドロップショルダーや、ロールしたネックや袖がこなれた雰囲気を醸し出す。ざっくり編みのボディはリネン100%ならではのシャリ感と風通しの良さが魅力だ。2万2000円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230

【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ
アメトラの名門が作るシャツは風合いのいい生地感と鮮やかなマドラスチェックが持ち味。コットン100%で、襟は旬のオープンカラー。※実際の商品は色が異なります。2万6000円/ワイルド ライフ テーラー 0120-298-133

【11】「ポロ ラルフ ローレン」のパンツ
シアサッカー地のパンツ。セットアップはもちろん、Tシャツなどと合わせて単体でも使える。下半身をすっきり見せるテーパードシルエットもポイントだ。3万9000円/ラルフ ローレン 0120-3274-20


Day 13 Tue.
三浦家名物のパエリアで家族をもてなそう

服はすっかり体に馴染んだお気に入りのマドラスチェックのシャツとデニム。

働いている店が改装のため、今日から2日間の休日。そこでマーシーは銀行の融資が通ったお祝いをするために、ホームパーティをすることに。メインの料理は十八番のパエリア。湘南の海の幸をたっぷり入れて、ダッジオーブンで作るのがこだわり。手作りのローストビーフとマッシュポテトも子供たちの大好物だ。

夕方、料理の準備は終わった。あとは子供たちが習い事から帰ってくるのを待つだけ。冷えたシャブリを飲みながら、妻と自分たちの店について話し合う。服はすっかり体に馴染んだお気に入りのマドラスチェックのシャツとデニム。リビングの窓からは爽やかな風が吹き抜けていく。マーシーの心は溢れるような充実感で満たされていた。

着回しアイテム

【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ 【5】「トニー タイズサン」のTシャツ 【9】「マイシンクス」のデニム

【4】「ギットマン ヴィンテージ」のチェックシャツ
アメトラの名門が作るシャツは風合いのいい生地感と鮮やかなマドラスチェックが持ち味。コットン100%で、襟は旬のオープンカラー。※実際の商品は色が異なります。2万6000円/ワイルド ライフ テーラー 0120-298-133

【5】「トニー タイズサン」のTシャツ
アメカジ定番のカレッジTシャツ。波乗りには、サーフィンの聖地、ハワイの大学名がデザインされたこんな1枚にソソられる。ボディはがっしりとした着心地のコットン。6500円/タイズサン 03-6447-1655 ©License by LEARFILD

【9】「マイシンクス」のデニム
長年はき込んだかのようなリアルなタテ落ちが魅力の1本。細身のストレートで美シルエット。脚長効果も期待。裾部分は切りっ放し加工でラフなスパイスを利かせている。3万6000円/RHC ロンハーマン 045-319-6700


Day 14 Wed.
水平線を見つめながらぼんやり波の音を聴く。「最高だなっ、コツブ!」

パンツと靴は、海辺に住む湘南人のユニフォームというべきボードショーツとサンダルで。
サンダル1万7500円/イエスタデイズ トゥモロウ×フィグベル(ベンダー 03-6452-3072)、サングラス4万円/アヤメ 03-6455-1103

早朝、勝手に目が覚めるのがサーファーの性。波のチェックを兼ねて、愛犬のコツブとビーチを散歩することに。朝の砂浜はまだ肌寒いから、Tシャツの上にシャツを羽織って出かける。パンツと靴は、海辺に住む湘南人のユニフォームというべきボードショーツとサンダルで。

サーフィンができるような波は立っていなかったが、それはそれでいい。なぜなら、マーシーは生まれ育ったこの海そのものが好きだから。砂浜に座って水平線を見つめ、耳をすませる。なんでも波の音は1/fゆらぎといわれ、脳波をα波の状態に導き、深いリラクセーション効果をもたらすという。確かにこれほど贅沢な音楽はないと思う。

最近は忙しくドタバタだったし、これからも開店に向けてやることは山ほどあるが、こんなに清々しい気持ちになれたのは久々だ。だから今日だけは何もしない、とマーシーは心に決めた。

着回しアイテム

【3】「フランク&アイリーン」のシャツ 【6】「サタデーズ ニューヨーク シティ」のショーツ

【3】「フランク&アイリーン」のシャツ
カリフォルニア発の人気ブランドが千駄ヶ谷店5周年を記念してリリースした1枚。ボディは洗いざらしのデニム地で、襟や前立て、裾にダメージ加工が施されている。3万2000円/サザビーリーグ 03-5412-1937

【6】「サタデーズ ニューヨーク シティ」のショーツ
サラサラタッチのボードショーツは、シルエットや絶妙な膝上丈など、街でもはきやすいバランスがベリーグッド。鮮やかなオレンジはコーディネイトのアクセントとしても便利。1万円/サタデーズ ニューヨーク シティ 03-5459-5033


西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)=文

# シーサイド料理人“着回し” 物語# 三浦マーシー
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