「部長びんびん“着回し”物語」待望のサードシーズン開幕!
今季より亞藤忠がマスターライセンスを獲得したイタリアブランドのブランディング全権を託されたユースケ。日本での本格ローンチに向け、その一環としてイメージビジュアルの制作を行うことになったのだが……。
公私ともにいつも波乱万丈!? そんな中年男子にファッションの女神は微笑むのか?
今回は、「部長びんびん“着回し”物語 Season3」の第2週をお届け。
着回しアイテムの詳細はコチラ。「部長びんびん“着回し”物語 Season3」の第1週はコチラ。Day 8 Sat.
これこれ♪ この香りを嗅ぐとポジティブな気持ちになれるんだ
今日は、蟹太郎さん消息不明の一件からストレスと多忙が重なり、おろそかになっていた身だしなみを整えることに。遅く起きた朝、シャワーを浴びると南青山の美容院で髪を切った。その後は阪急メンズ東京へ。好みのブランドをチェックしたあと、1階にあるメンズビューティーコーナーへ。
さまざまな有名コスメブランドのコーナーが並ぶ中、隠れ美容男子・ユースケの足はアラフォー男の間で高い支持を集めるメンズコスメブランド、クワトロボタニコのコーナーへとまっしぐら。知人のCM制作会社の社長にすすめられ、ひと月前から使っているが、肌がハリとツヤを取り戻していくのを実感する。
何よりスキンケアをすることで何だか活力が漲ってくる、精神的な充足感も大きいのだ。加えて、クリアで穏やかなベルガモット&ローズマリーの香りがたまらない。今回は新製品の日焼け止めも購入。このあとは妻と待ち合わせて、晴海通りから一本入ったところにあるイタリアンレストランへ行く予定だ。
この日の着こなしの主役はTシャツの上に羽織ったストライプシャツ。上品な柄でクラシカルな雰囲気を演出しつつ、バンドカラーとプルオーバーが今っぽさを醸し出すお気に入りの1枚だ。店を出ると辺りは夕暮れ。父の好きだったフランク永井の「有楽町で逢いましょう」を口ずさみ、街のネオンを眺めながら待ち合わせ場所へと向かうユースケであった。
着回しアイテム【5】「メゾン ジェジア」のシャツ誠実に見える、ネイビーのロンドンストライプシャツは、バンドカラーにプルオーバーという旬度抜群の1枚。気持ちゆったりめのシルエットも今の気分にしっくりくる。3万2000円/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501
【10】「アルモリュクス」のTシャツブルターニュで設立されたカットソーブランドは質実剛健な作りがモットー。目の詰まったしっかりとしたコットンボディは味のある風合いと丈夫さが持ち味だ。裾部分にはワンポイントロゴ入り。6800円/エリオポールメンズ銀座 03-3563-0455
【11】「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム1960年代を代表するスリムフィットジーンズ「505」。股上が501よりも浅めに設定されているほか、フロントにはジップフライが採用されている。赤いセルビッジデニムを使用。2万8000円/リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
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