カラーコーデ上級者へ。アースカラーのワントーンはチャレンジしがい大あり!
「ワントーンでまとめると洒落て見える」の法則は、アクティブなスタイルでも有効。でも黒や紺でこれをするのは普通すぎるから、ここはひとつ、カーキのワントーンに挑戦すべし。
カーキ=野暮ったい印象もある上級色だけど、かつてイヴ サンローランは、サファリJK&パンタロンのカーキ上下を優雅にこなして世界中を驚かせた。
一歩間違えれば野暮ったくなる半面、ハマれば抜群に洒落て見えるのが、カーキという色なのだ。となれば攻めないなんて選択肢、ある?
WTAPS × OAKLEY ダブルタップス × オークリー

ユースカルチャーに根ざした日米ブランドによるコラボ第2弾の目玉は、ゆったりシルエットにストリートの匂いが滲むカーキのセットアップ。素材には伸縮性のある撥水ポリエステル生地を使用。男っぽさ満点でいてどこか都会的な趣が滲むのは、熱圧着によるポケットやファスナーを覆うフラットな仕立てなど、洗練のルックスがあるから。
上下で着るのはレベルが高いという人はバラでどうぞ。ちなみにこのコラボは、GIP-STOREほかダブルタップス取り扱い店舗とオークリーストア(原宿と大阪心斎橋)で販売する。
「ノンネイティブ」のゴアテックスパーカ
ポリエステルタフタを表地に用いた、2層構造のゴアテックスパーカ。3層のそれよりも軽くて柔らかく、アクティブ派の街着のベストチョイス。

HOW TO COORDINATE
長袖のトップスにショーツという、限られた季節だけに楽しめる贅沢な合わせを。ショーツはコーデュロイ素材をチョイス。トップスとの素材感のメリハリがワントーンコーデをぼやけさせずにニュアンスUPする定石だ。
「デンハム」のポリエステルパーカ
シームテープを外張りした技ありの1着は、ツートーンのカラーリングが抜群に洒落ている。

HOW TO COORDINATE
ボトムスにはパッカリングに味のある、軽やかなナイロンパンツをチョイス。上下とも化繊のそれを選ぶことで、セットアップ的な一体感を狙った。そこへ新鮮な変化を添えるのが、ミントグリーンのスニーカー&Tシャツ。華やかな色ながらこれもまたカーキの親戚、というわけで、相性の良さは言わずもがな最高だ。
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 秦 大輔=文 長谷川茂雄=編集