2010年代前半に注目されたノームコアを脱却し、ファッションに彩りが戻りつつあるネクストディケード。タイダイやマーブル染めなどの「まだら感」復権の予感。新味を求める向きは、先物買いして間違いなし!
「サタデーズ ニューヨーク シティ」×「ビームス」
定番「ミラー フーディー」のビームス別注アイテム。花が開いたように映るグラフィカルな絞り染めに、さすがのセンスが滲む。
「ジャーナル スタンダード トライセクト-2」
昨年リニューアルしたブランドの勢いそのままに、パンチの効いたマーブル柄を採用。シャボン玉の表面のような幻想的な雰囲気に。
「セブン バイ セブン」
20代の大半をサンフランシスコで過ごし、古着のバイイングなどを経験した日本人デザイナーの新作。ハイコントラストだが、青白の配色で着こなしに取り入れやすい。
「ジョン エリオット」
淡くて優しい色みは、「やっぱり無地がいいかな。でも柄モノに手を出してみたいな」というキミに。
「ドゥーヴィン」
明るくポップなクリエイションの多いサーフブランドからの一着。バイカーズウェア風のデザインをウエストのタイダイとプリントで表現。
「パターソン」
目下、注目を集めているニュージャージー発のスケートブランドもタイダイを採用。染めたあとに刺繍されたロゴが胸元で際立つ。
渡辺修身、鈴木泰之、蜂谷晢実、高橋絵里奈(清水写真事務所)、比嘉研一郎=写真 星 光彦、来田拓也、松田有記=スタイリング 髙村将司、いくら直幸、今野 壘=文