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2019.03.10

ファッション

はき心地もデザインも! どちらも満たしてくれるディーゼルのデニム

春のデニム選びに迷ったら、いの一番に気になるのは、デニム界を牽引する人気ブランドたち。その今季の動向をリポート。

あの名作がさらに進化してデニムよりデニムな1本へ

スウェットライクなデニム「ジョグジーンズ」で革命を起こしたディーゼルが、同シリーズで打つ新たな一手「ジョグジーンズ ツイル」。
[左]デニム3万5000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、コート9万6000円/インバーティア(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1620)、ニット2万4000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、靴6万5000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688) [右] デニム3万8000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、ジャケット1万3000円/ユニバーサルオーバーオール×ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)、スウェット4万2000円/ビズビム(F.I.L. TOKYO 03-5725-9568)、サングラス3万円/グローブスペックス(グローブスペックス エージェント 03-5459-8326)、スニーカー1万500円/ヴァンズ ヴォルト(ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR 03-3796-0996)
スウェットライクなデニム「ジョグジーンズ」で革命を起こしたディーゼルが、同シリーズで打つ新たな一手。それが最新作「ジョグジーンズ ツイル」だ。その名のとおり横糸にも染色を施すことでストレッチ性はそのままに、デニムの色合いをいっそうアップ。
また強度が増したぶん、ハードな加工も施せるうえに、ダメージの風合いもよりリアルに。ホワイトでもツイルの持つ独特の凹凸感が楽しめる。フロントはコード付きのイージータイプではなく、ボタン&ジップ式に。着こなしにおいて、デニムと遜色なく扱えるのがうれしいところだ。
 

「ユーズドデニム×2=新しいデニム」?

2本のユーズドデニムから1本を仕上げた最新作/ディーゼル
5万9000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
加工の技術のみを「ドヤ顔」で見せることなく、あくまでもファッション的に落とし込むセンスこそ、ディーゼルの真骨頂。2本のユーズドデニムから1本を仕上げた最新作は、新鮮なルックスに加えてサステイナブルな観点からも有意義といえるだろう。
 

チェーンが付いても子供っぽく見えないデザインとは?

股上が深くテーパードしたすっきりモデル「ディーバイテッド」/ディーゼル
2万7000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
久々に試したいチェーンだが、若干抵抗ある諸兄には「最初から付いてる」タイプならば有用。股上が深く、テーパードしたすっきりモデル「ディーバイテッド」だから、ストリート感と大人らしさを共存できるのである。
 

ついにデニムの故郷、ウエスタンへ原点回帰か!?

ディーゼルの最高位レーベル「ディーゼル ブラック ゴールド」の今シーズンは、映画『イージー・ライダー』的、’60年代テイストで彩られた。
シャツ4万9000円、ジャケット8万2000円/ともにディーゼル ブラック ゴールド(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
ディーゼルの最高位レーベル「ディーゼル ブラック ゴールド」の今シーズンは、映画『イージー・ライダー』的、’60年代テイストで彩られた。デニムの原点、アメリカ西部に回帰するかのようなミクスチャーセンスが光る。土クサさを都会らしさの薫るモードへと昇華し、我々の「今着たい」にフィット。
 

“年相応感”を忘れず、旬なデニムがはきたい貴方へ

新シルエット「ディーバイダー」は、ハイライズながらもテーパードが利いており、ゆるさを出しながらシャツインで「年相応感」も醸し出せる。/ディーゼル
デニム2万6000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、シャツ2万円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230
ストリートスタイルが再燃する折、いわゆる腰回りがゆったりとしたデニムは、改めて挑戦したいところ。新シルエット「ディーバイダー」は、ハイライズながらもテーパードが利いており、ゆるさを出しながらシャツインで「年相応感」も醸し出せる。こりゃオーシャンズ世代想いの1本だ。
 
オーシャンズ読者も太鼓判!
O脚に利く「マーキー」は膝下のラインがポイント
O脚に利く「マーキー」は膝下のラインがポイント/ディーゼル
3万2000円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)
北條 康さん(40歳) 身長176cm / 体重68kg
色の切り替えに目が行きがちな最新作「マーキー」だが、ひとたび脚を通せばもたらされるのは安心感だ。O脚に悩む北篠さんは、裏原宿がファッションの原体験ということもあり、これまで太めしかはけなかったとか。太腿、膝、裾の各所に適度なゆとりをもたせながらも、膝下に美しくテーパードしたシルエットは、そんな彼のデニムの悩みを見事に解消した。実感のこもった「コレ欲しい……」の言葉に、このデニムの実力がうかがえる。
 
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 星 光彦=スタイリング 吉田太郎=ヘアメイク 髙村将司、加瀬友重、山口達也=文


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