本誌でも再三にわたって着目しているスポーツカジュアル。モードからユースにまで広がる’90年代スタイルとも合流し、いよいよ勢力は拡大。ロゴ使いやカラーブロックなどのスポーツ要素が、先端のファッションを輝かせるのだ。
「ビズビム」のシャツ
ネップの風合いが味わい深い、綾織りのウール×リネン素材をベースボールシャツに。どことなく和の風情が感じられるのがビズビムらしさか。
「オークリー バイ サミュエルロス」のキャップ
現在進行形のファッションシーンの最重要人物、ヴァージル・アブローのもとでアシスタントを務めた経歴を持つデザイナー、サミュエル・ロスとオークリーがコラボレーション。
「カッパ コントロール」のカットソー
外部からクリエイティブディレクターを迎えたカッパのストリートレーベル。ツートーン&ロゴ使いのロンTは、近頃のスポーツとファッションとの接近を象徴する。
「ヒュンメル」×「ウィリー チャヴァリア」のトップス
気鋭デザイナー、ウィリー・チャヴァリアがタッグを組んだのは、デンマークのスポーツブランド、ヒュンメル。ストリート感覚を落とし込んだグッドカラー&ビッグシルエットの1枚だ。
「ホワイトマウンテニアリング」のパーカとパンツ
好配色でポップネス全開の今季らしいスウェットセットアップ。本来は機能的な立体裁断を装飾的にあしらう。
「ディーゼル」のシャツ
ブランド名をチームロゴ風にデザインした胸のワッペンに、とびきりの遊び心が弾むベースボールシャツ。
渡辺修身、鈴木泰之、蜂谷晢実、高橋絵里奈(清水写真事務所)、比嘉研一郎=写真 星 光彦、来田拓也、松田有記=スタイリング 髙村将司、いくら直幸、今野 壘=文