2018.12.10
FASHION

コーディネイトを要点検。「合わせ」で引き出す、フリースの魅力

アウターとしても中間着としても活躍してくれるフリースは、アウトドア服のなかでも最も親しみやすいアイテムのひとつ。その登板シーズンも春、秋、冬と、長い期間にわたるものだしね。

さてそのフリースだけど、普段のボトムスは何を合わせてる? はき慣れたデニム? リラックスしたチノ? もちろんいずれも正解。何しろ「合わせ」を気にしなくていいのが、フリースという休日服の魅力のひとつだから。

でも合わせを気にすることでフリースの新たな魅力が引き出されるとしたら?

さあ、コーディネイトを再点検。今よりもっと街向きなフリースの選択と着こなしを考えていこうじゃないか。


フードで色を挿し、パンツで引き締める

フリース3万2000円/アウターノウン(RHC ロンハーマン 045-319-6700)、パーカ1万5000円/ロットワイラー(アドナスト 03-5456-5821)、パンツ2万3000円/ノンネイティブ(ベンダー 03-6452-3072)、キャップ5000円/アークテリクス(アークテリクス/アメア スポーツ ジャパン 03-6631-0833)、タンブラー2800円/サーモマグ(カメイ・プロアクト 03-6450-1515)、バッグ9800円/マーモット(デサントジャパン 0120-46-0310)

肩やポケットのフラップの生地を切り替えたフリース。負荷がかかる部分の補強が本来の意図だが、街ではこの切り替えがデザインのアクセントにもなる。コットンをベースにポリエステルを混紡したフリース素材は、その柔らかな質感も魅力。蛍光カラーのパーカを挿し、ブラックパンツで引き締めればストリートライクな着こなしに。


最重要点検項目はボトムスとの関係性である

Sample① ナチュラルなカラーリングを都会的なシルエットで楽しむ

フリース1万9000円/ホグロフス(アシックスジャパン ホグロフス事業部 03-6369-8885)、ニット3万7000円/オーラリー 03-6427-7141、パンツ1万円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、靴8万4000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)、メガネ3万8000円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070)

森の樹木のようなグリーンと肩の切り替えが特徴的な一着。そのナチュラルな色みに合わせたのはブラウンのリブニットと、サンドベージュのコーディロイの5ポケットパンツだ。都会的な印象を漂わせる理由は、フリース以外のアイテムのシルエットにある。インナーもボトムスもスッキリと細身のものを。より街向きのコーディネイトに仕上がるはずだ。

Sample②
パーカとの相性がいいプルオーバータイプ

フリース1万5000円/パタゴニア(バンブーシュート 03-5720-1677)、パーカ1万2800円/ウィンダンシー(エリオット 03-5708-5757)、デニム1万6800円/ボルコム(ボルコム ジャパン 03-5771-4560)、スニーカー9000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-645-377)

パタゴニアの「シンチラ・スナップT」は僕らにとって馴染み深いフリース。ゆとりのあるシルエットはむしろ今の雰囲気にマッチしていると思う。プルオーバータイプにはパーカを合わせるのが僕らの常套手段。覗いたフードを着こなしのスパイスとして使うなら、鮮やかな色を選ぶといい。トップスの華やかさを引き立てるために、ボトムスはスマートなブラックデニムを合わせるのが正解だ。

Sample③
ブルーをテーマにした僕ら好みのコーディネイト

フリース4万8000円/ロットワイラー(アドナスト 03-5456-5821)、シャツ5万8000円/ビズビム 03-5468-5424、パンツ2万4000円/ラングラー フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)、ブーツ4万7000円/ジョージ コックス(GMT 03-5453-0033)

柔らかくふんわりとした風合いのネイビーのフリース生地に、肩の部分を同色のナイロン素材で切り替え。そして軽量で保温性に優れた「プリマロフト」を中綿に採用した、ブルゾンライクに着こなしたくなる一着だ。インナーは水色のシャツ、ボトムスにはメルトン地のブルーの5ポケットパンツをコーディネイト。僕らが大好きなフリースを、大好きなブルーをテーマに着こなしてみたというわけ。


Choice!

2万6000円/グリニッジ ショールーム 03-5774-1662

「ケープハイツ」
アメリカ東海岸、自然豊かなマサチューセッツ州を拠点とするケープハイツのフリースは、毛脚が長く保温力に優れた素材を採用。生地を切り替えた胸ポケットとメタルのフロントジップがアクセントになった、街で着たくなるデザインだ。


1万1200円/ボルコム ジャパン 03-5771-4560

「ボルコム」
ブランドロゴを右袖に配したプルオーバータイプ。スウェットのような袖&裾リブ、カンガルーポケットのジッパー部分にプリントされたロゴなど、’80sのストリート&スポーツウェアにインスパイアされたディテールが面白さだ。


1万3000円/エル・エル・ビーン 0422-79-9131

「エル・エル・ビーン」
1990年に行われた「エベレスト国際平和登山」。そのときにアメリカチームが身に着けていたフリースを復刻&アップデートしたモデル。ネイビー×ブラウンというコントラストの利いた好配色と、優れた保温力&通気性が魅力なのだ。


3万円/ナナミカ 代官山 03-5728-6550

「ナナミカ」
ウールをブレンドした、暖かみと膨らみのある質感が他とは一線を画す1着。肩と胸ポケットは独特のハリと起毛感を備えたピーチスキンのような素材に切り替えてある。ゆったりめで着られるオーバーサイズのシルエットが今どきだ。


清水写真事務所=写真 荒木大輔=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 増田海治郎、加瀬友重、今野 壘=文

# アウトドアウェア# フリース
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