さすがの猛暑は落ち着くことを期待して、これからの季節は、二輪で風を感じるのもいいだろう。人馬一体となれる(古いかな?)あの爽快感は、ほかの乗り物でそう味わえるものじゃないからね。
バイクファッションも増えた昨今は、バリバリ本気モードだけじゃなく、スタイルに凝るのも悪くない。いや、俺は本気だという人に刺さるヤツも、紹介しまっせ。
「KTM」のバイク
迫力あるルックスだが、いわゆる125ccモデル。つまり小型二輪免許で乗れるライトウェイトスポーツだ。最先端の装備である、LEDヘッドライトやTFTディスプレイ、そして安心のブレンボ系列ブランド「バイブレ」のブレーキシステムを搭載し、本気度十分。お値段高級時計1本分と思えば、買いかも。
「KTM」のウェア、ブーツ&グローブ
サーキット派には釈迦に説法だろうが、ウェア類のアップデートもお忘れなく。最新鋭のジャケットは、肩と肘にプロテクターを装備し、随所に施されたメッシュで暑さ対策も万全だ。もちろんグローブとシューズも不可欠。本気度が伝わるデザインがいいんですよ、ツウには。
「ネイバーフッド」×「ポーター」のボディバッグ
ゼッケンのように身体にフィットさせるデザイン。「TEAM」という文字がリフレクター素材で光るから、ライダー仲間とオソロで使いたい。
「アミ アレクサンドルマテュッシ」のライダーズジャケット
ブラック&ホワイトの切り替えがレーシーな雰囲気。風の侵入を防ぐスタンドカラーと裾リブは機能的だし、背面のカレッジ風ロゴのポップな味付けもいい塩梅。
「デウス エクス マキナ」のロンT
’70年代のモトクロスシーンを想起させる、トリコロールカラーのレーシングシャツ。まだ日中は気温が上がる季節は、こんなメッシュ素材がマストだ。
「リーバイス ビンテージ クロージング」のデニム
不朽の名作「501」の1955モデルは、かのマーロン・ブランドが映画『乱暴者』で着用したことで知られ、バイクとともに永遠に語り継がれる。
「ソフネット」×「ベルスタッフ」のジャケット
この時季のライディングにぴったりのライトアウター。定番のフロント4ポケットにコーチジャケットを組み合わせたボディは、裏地がお馴染みのカモフラに。
「デウス エクス マキナ」×「デフォルマシ」のキーリング
モトクロス用ヘルメットを象ったチャーム付きのキーリング。意外と人目につきやすい小物で、バイク愛をさりげなくアピールしたりして。
清水健吾、鈴木泰之、蜂谷哲実(hachiya studio)=写真 松田有記、星 光彦、伊藤良輔、稲田一生=スタイリング 川瀬拓郎、いくら直幸、髙村将司=文 長谷川茂雄=編集