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2018.08.30

ファッション

プロがプライベートで愛用する、シンプルスタイルに効く小物3点セット

心もとないシンプルスタイルの心強い味方となってくれる、小物やアクセサリー。
しかし、着けすぎれば過剰な“大盛り”オッサンになるし、控えれば効果なしでタンパクオッサンからの脱出ならず。つまり、適度な加減がワカラナイ。
それらの上手なバランスを知っているのはやっぱりファッション業界人だろうと、4人のプロを直撃。小物やアクセサリーの選びと合わせのコツを解説してもらいながら、プライベートで愛用する3点セットを教えてもらった。

大人っぽい組み合わせの色使いが気分
「ビームス」コミュニケーションディレクター
土井地 博さん Age41

Tシャツ/ペレス・アート・ミュージアム・マイアミ、パンツ/ビームス プラス、スニーカー/ヴァンズ
1_「シチズン×ビームス」の腕時計
2_左●「ビルウォールレザー」、右●「ワカミ」のブレスレット
3_「ポーター×B印 ヨシダ」のバッグ
「去年までゴールドのアクセをよく着けてたんですけど、大人っぽいトーンの服が気になり始めて、シルバー熱が再燃しました」。中でも、気に入っているのがネイビー×グレーの色合わせ。コバルトブルーのロウ引きコードブレスとシルバーの重ね着けは、頻繁に活用しているそう。
「時計は僕ら世代には懐かしい“アナデジテンプ”。合わせたバッグは、季節感があるメッシュ素材のもの。このくらいのカジュアルさが、夏には心地いいですね」。
 

懐かしいスタイルをフレッシュに
「デラックス」デザイナー
HUEさん Age46

Tシャツ、ショーツ/ともにデラックス、スニーカー/デラックス×ヴァンズ、腕時計/ロレックス、ソックス/フェアファクス
1_「セリーヌ」のサングラス
2_「デラックス×キャリアリング」のピアス
3_「バッグジャック」のベルト
HUEさんがイメージしたのは、レイドバックな雰囲気のアメリカンストリートな着こなしだ。「サングラスは’80年代っぽさを感じさせるシェイプですが、コレクションブランドのものだからきれいですよね」。いわゆるコブラベルトをG.Iベルト感覚で取り入れ、ピアスで色気もプラス。
「基本的に好きなものはあまり変わらないけど、いつも新鮮な気持ちでいたいじゃないですか。だからカルチャーが好きな僕なりにアップデートを楽しんでみました」。
 

小物の多重使いはキャラじゃないので
「アウンPR」プレスチーフ
高畑 誠さん Age37

Tシャツ/サンディニスタ、パンツ/ピッグ&ルースター、サンダル/カミナンド
1_「ワンダーランド」のサングラス
2_「ラバー」のブレスレット
3_「サラウンド」のベルト
「“シンプルでユルい、体型に合わせたリラックスフィット”という服選びの基準があって、小物で全体のバランスを取るような感覚です」。その言葉どおり、無地Tの裾からは長めのベルトが覗く。適度にストリートの匂いを添えているそうだ。
「アクセはゴールドだとイケイケな感じがするのでシルバーを選びました。サーファーみたいに格好良い褐色肌ではないので、これぐらいゴツくないデザインのほうが肌なじみも良くて丁度良いですね(笑)」。
 

アメリカンクラシックを自分らしく
「アウターリミッツ」海外事業マネージャー/PRマネージャー
吉田 聖さん Age39

シャツ、Tシャツ、デニム/すべてナイジェル・ケーボン、スニーカー/ナイジェル・ケーボン×ムーンスター、ハット/ラカル
1_「白山眼鏡店」のメガネ
2_「ナイジェル・ケーボン」のサスペンダー
3_「デイビッド・リスター」のバングル
リジッドデニムを軸にした、クラシカルな着こなしの吉田さん。「アクセや小物はゴツく見えないよう心がけています。コスプレにはなりたくないですし」。
バングルは幅がナローなものを選び、サスペンダーもシャツの下に隠してすっきりと。アーリーアメリカンの要素を反映させつつも随所に工夫が感じられる佇まいだ。「メガネはラウンドのメタルにしました。カンカン帽とよく合わせるので、結果的に周りからは“大正ロマン”と冷やかされてますが(笑)」。
 


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