定番色、派手色、挿し色など、シンプルで大人っぽく装う男たちの色使いのコツ Vol.9
2018.04.04
FASHION

今すぐ知るべき、定番色“ブルー”をもっと着こなすための6大ポイント

ブルーに対して、さぁ、着るぞ、なんて気負いは不要であろう。ひとたび着れば、清潔、清涼、折り目正しさと好感しかない便利な色。それゆえ安住は禁物、マンネリの元だと注意を喚起しておきたい。

海の色であり、空の色であり、デニムの色。大好きなこの色と、末長く友好関係を築いていくために。陽差しや天候で表情を変える海の色ではないけれど、このブルーという色も角度を少し変えて見れば、違う発見がある。

この年だから似合うトラッドを、青目線で

ジャケット11万8000円/マディソンブルー 03-6434-9133、Tシャツ5800円/ウィンダンシー(レイク・タホ 03-5708-5757)、デニム4万8000円/ビズビム 03-5468-5424、靴12万円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)、ソックス3300円/オーラリー 03-6427-7141、サングラス5万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)

もしもこの世にブルーがなかったら……。主役を担うネイビーやインディゴがないトラッドにさほどの魅力はないかもしれない。紺ブレとデニムはそれほど重要だ。だが、それらを着さえすればOKというほど、お洒落は甘くない。そこで時代に即した刷新を。

例えば、若い頃は諦めていたダブルブレストは、今ならビッグラペルのボールドなデザインがしっくりくる。Tシャツも俄然ノーベルトでインしたい気分。それに短靴までネイビーのツートーンってのも、シャレているじゃないか。2018年度版のトラッドスタイルとして、ぜひ。

 

遊び心を爽やかに変換するサックスの力を知る

シャツ1万6000円/トニータイズサン(タイズサン 03-6447-1655)、Tシャツ1万3000円/ロンハーマン、パンツ4万9800円/OAMC フォー ロンハーマン(ともにロンハーマン 03-3402-6839)、バッグ1万3000円/ウエストオーバーオールズ(トフ 03-3711-7795)、スニーカー1万8000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、ハット8000円/ネサーンス(レイク・タホ 03-5708-5757)

好感度が高い色だからこそ、大胆な遊びにもトライしやすい。我々世代が目下気になるアイテムのひとつにビッグシルエットシャツがあるが、まだ試せていない御仁も少なくないはず。ならば、この方法論を。

五月晴れのようなサックスブルーが爽快なうえ、大柄チェックのハズしまで効いた一枚は、ネイビーのハット&パンツの同系色で引き締め、タックインして清潔に。

 

変わらず好きな服から見える現在・過去・未来

ジャケット3万2000円/オールド ジョー(スティーヴン アラン トーキョー 03-5428-4747)、パーカ2万6000円/テンシー(ベンダー 03-6452-3072)、パンツ2万円/エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230、スニーカー2万7000円/エイティーズ(エドストローム オフィス 03-6427-5901)

デニムで知った色落ちの楽しさ。リジッドのパリッと感を味わえるのは最初のうちだけなんだよな。その濃色を堪能すべく選んだ相方はスウェットパーカ。もう何年もやってる組み合わせ。

が、定番のヘザーグレーではなくGジャンと同系のサックスを選び、ジャージー素材の裾リブパンツを迎えると、時代感をしっかり捉えたアスレジャールックに。変えない相棒と変えていくスタイル。10年後、年を重ねた自分は表情の変わったGジャンをどんなふうに着こなすかな?

 

年を重ねて知る、美しきブルーのめくるめく世界

ジャケット62万2000円、ニット12万5000円、靴 参考商品/すべてロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店 03-3572-0303)、デニム2万1000円/バブアー(バブアー 渋谷店 03-6450-5993)、腕時計220万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755

素材の妙を楽しむ。大人になって知った贅沢のひとつだ。斯界の世界最高峰、ロロ・ピアーナで知ったのは、最高の素材が生み出す最高の色彩。

見てほしい、このスエードブルゾンとエスパドリーユ、そしてカシミヤ混ニットのブルーを! そしてもうひとつ、服の国イタリアのすごみを知った。ブルゾンとスラックスを合わせたときに溢れるエレガンス。老舗のスポーツウォッチ「オーヴァーシーズ」のダイヤルまでブルーで合わせるってのも大人の技。まだまだ世界は広がる。

 

“シティサーフ”を盛り上げる、ティールカラーって?

パーカ2万3000円/A.P.C. 03-3710-7033、シャツ2万円/ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381、ショーツ4万円/カモシタ ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)、サングラス2万2000円/アイヴォル(アイヴォル トウキョウ ストア 03-6427-3677)、スニーカー1万4800円/カルフ(スティーブン アラン トーキョー 03-5428-4747)、ソックスは私物

振り返れば、数年前の東海岸風サーフスタイルの登場は驚きだった。プレッピー・ミーツ・サーフ。そんなのアリ?って。大好きな両者が手をつないだんだから。でも、実際大アリだった。シティ感とサーフ感、どちらも味わい尽くせて我々の大好物に。

そこに輝きを加えるなら、足元のティールブルーなる色が面白い。ブルーとグリーンの中間色で、刻々と表情を変える海や都会のトワイライトを思わせる美しい色だ。これを街と海をつなぐ色としてミッドテクスニーカーで取り入れた。

 

ネイビーの色気を最大限まで引き出す

パーカ5万4000円/A.P.C. 03-3710-7033、Tシャツ1万2000円/ホームコア(エストネーション 03-5159-7800)、パンツ5万2000円/エンジニアド ガーメンツ(ネペンテス 03-3400-7227)、サングラス4万円/アヤメ 03-6455-1103、スニーカー2万5000円/ターミガン フォー スティーブン アラン(スティーブン アラン トーキョー 03-5428-4747)

本誌のパパラッチ特集でも常に見かける上下ネイビーの装い。これは、流行を超えて街中で確たる定番となった証しでもある。素材や柄、アイテムの変化を少し与えるだけで変幻自在。

例えば、ツイル地のロングパーカをコートライクに羽織り、さりげない花柄のジャカード織りパンツを合わせてみる。首元から覗くブルーTシャツのハイライト効果も手伝って、ネイビーの色気がグッと薫り立つ。だから、百の、いや、千の顔を持つ上下ネイビーはやめられないのだ。

 

押さえておきたい、ブルーなアイテムたち

[1]
イタリア人が愛するブルーシャツは、ナポリのカミチェリアによる作。高密度なコットンポプリンが光沢を与え、白いステッチはモダンな印象を生む。この清潔感をワードローブに。2万8000円/サルヴァトーレ ピッコロ(エストネーション 03-5159-7800)

[2]
赤みを帯びたサックスブルーの奥深い表情は、その筋の最高峰が手掛けるコットンカシミヤのなせる業。素材感、フィット感ともに心地良く、この年になった今、抜群に頼れる存在に。5万9000円/クルチアーニ(エストネーション 03-5159-7800)

[3]
サヴィルロウの老舗にしてモードな感性を持ち合わせる注目ブランドから、その人気の火つけ役にもなったワイドスラックスをピックアップ。光沢ある上質ウールがネイビーを輝かせ、深い股上と27㎝という揺れる裾幅が男のエレガンスを湛える。4万6000円/イートウツ(アダム エ ロペ 0120-298-133)

[4]
ストリートもクラシカルも解する大人、鴨志田康人氏が率いるブランドが仕立てた両胸ポケットのシャツジャケット。上質なコーデュロイが魅せる深みのあるネイビーが何とも上品な印象である。4万8000円/カモシタ ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501)

# カラーコーディネイト# ブルー# 定番色
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