大人の男のための、自分史上最高デニム Vol.16
2018.03.08
FASHION

ノーアクセサリー派に朗報。“着るオブジェ”なペイントデニム

ミニマリズムの旗手として、’90年代後半〜2000年代前半にかけて一世を風靡したヘルムート ラング。’05年にファッションの世界から身を引き、現在は現代美術家として活動するラングだが、最近はその功績が再評価されつつある。

彼が生んだ銘品のひとつに、無造作にペンキを振りかけたペイントデニムがある。’90年代後半に生まれたこのありそうでなかったデニムは、瞬く間に多くのフォロワーを生み、結果としてデニムの加工のひとつとして定着した。OCEANSとしては最近、そんなペイントデニムが気になって仕方がないのだ。

 

A.P.C.

ニット2万6000円/バトナー(アダム エ ロペ 0120-298-133)、デニム5万円/A.P.C. 03-3710-7033、ローファー9万5000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)、靴下2万4000円/ジ エルダー ステイツマン(エドストローム オフィス 03-6427-5901)

パリのミニマリズムを牽引してきたA.P.C.による、カラフルなペイントデニム。赤の無地のニットを羽織っただけで、デニムがまるで装飾品であるかのように声高に主張している。

 

ハバノス

3万1500円/ヘムト PR 03-6721-0882

程良く色落ちした’80sっぽい色みに、これまた最良のバランスでペンキとダメージを付加。“大人のペンキデニム”の好例だ。

 

ビズビム

9万6000円/ビズビム 03-5468-5424

プロダクトとしての完成度は世界最高峰。さりげないペンキ加工がニクい。

 

ロンハーマン デニム

5万4000円/ロンハーマン 03-3402-6839

ヴィンテージと見紛う出来栄え。その再現力には驚くほかない。

 

マインデニム

4万2000円/マインド 03-6721-0757

トップスはとびきりシンプルに。こう見えて着こなしは意外と簡単なのだ。

 

ネサーンス

3万4000円/レイク・タホ 03-5708-5757

ネサーンスのデニム柔道着は、前立ての5本ステッチのアタリが美しい。

 
最初は労働の結果として付着し、ラングがファッションに転化したペイントデニムは、今では“着るオブジェ”に昇格したのかもしれない。いつまでも華やかでいたいのならば、ペンキで“補色”してみるのはどうだろうか。

 
熊谷隆志=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング NORI=ヘアメイク 増田海治郎=文

# デニム# ペイント# 自分史上最高デニム
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