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2018.02.11

ファッション

NB? ナイキ? ヴァンズ? 俺ウケも子ウケもするスニーカーの1位は?

我々スニーカー世代は、我が子に与えるスニーカーにだってこだわりたい。でも、当然のことながら大人と子供は目線は違う。レアなことより履きやすさ、シックよりもポップなデザイン、ブランドだってきっと。
だから、街角で見かけたオシャレキッズたちの足元をパパラッチ! その勢力図を独自に分析してみた。さて、アナタの子供は何党?
こちらが今回、街角で調査したキッズスニーカーの勢力図だ
各数値は小数点以下を四捨五入
圧倒的支持を獲得したのはニューバランス党。あのクセになる履き心地は子供たちも虜にしていることが判明! 次点はナイキ党。自分たちも懐かしいハイテク系や’90年代名作系のキッズモデルが続々リリース中で、その英才教育を施している模様だ。そして手堅いコンバース党に対して、コートシューズ系で票を伸ばしているアディダス党にも注目したいところ。ヴァンズ党やアシックス党にも根強い支持層がいることがわかった。
 

安心の履き心地でグッドスマイル!「ニューバランス」党

オトーチャンはもちろんのこと、これまでスニーカーにあまり興味のなかったママまでも、今や熱心なニューバランス党に。医療用シューズに端を発するブランドらしい優れた履き心地は、クッション性に優れた独自のC-CAPソールの採用など子供用モデルでも変わらず。モデル名に大人用と同じ「996」などのナンバーを使うあたりにも、スニーカー世代は思わず投票しちゃうんだよね。
伊藤隼斗くん(3歳)

小さな子供にも履かせやすい、面ファスナー仕様を多数用意している点も高い支持率の理由。ネイビーベースにサックスブルー、グレー、そこにレッドを効かせた好配色に、隼斗くんもご満悦。
 

’90sリバイバルブームで党員増加中!「ナイキ・エア ジョーダン」党

’90年代ストリートへの注目が高まって久しいが、当時のマスターピースと聞いて思い浮かぶのは、やはり「エア ジョーダン」シリーズ。昨今のスニーカーブームとともに、復刻版やアップデート版のリリースも相次いでいる。激レアゆえに手にすることができなかった“元エア ジョーダン党”のオトーチャンからすれば、子供の頃から履ける2世党員はうらやましい限りだ。
角エイトくん(3歳)

“エア ジョーダン”シリーズの中でも人気の高い「エア ジョーダン 5」。ハイテク顔にライムグリーンとピンクのネオンカラーが、スニーカーにぞっこんだったオトーチャン世代の票をがっちり獲得。チャンピオンのコート共々、エイトくんはストリートマインドまでしっかり受け継いでいる。
 

100年体制で安定議席を狙う「コンバース」党

これまで何度も最大議席数を獲得してきたスニーカー界屈指の有力党。歴史に名を残す名モデルを多数輩出したブランドだが、なかでも愛用者が多かったのは、2017年で誕生100周年を迎えた「オールスター」。キッズモデルはサイドジップ付きで着脱簡単、キャンバスだからガシガシ洗える。言うことなし!
坂本吏菜子ちゃん(4歳)

デニムシャツに迷彩柄のスカート、スマイルマークのバッグとアメリカンな吏菜子ちゃん。足元はベーシックな黒の「オールスター」で盤石のスタイリング。サイドジップ付きで履きやすさまで追求している点が、長期にわたる強固な支持地盤を築く理由なり。
 

古参党員の活躍で支持層拡大中「アディダス」党

クラシックなローテク系スニーカーのラインナップにおいて、名モデルが豊富なアディダス。なかでも昨今のコートシューズの一大ブームにより、キッズスニーカーにおいても古参党員の「スタンスミス」支持率が上昇中。好感度の高い清潔な白アッパーを保つべく、オトーチャンがきちんとケアの方法を教えてあげてね。
潮海英太郎くん(7歳)、旺志郎くん(5歳)

兄弟揃って同じ面ファスナーの「スタンスミス」。これなら外出するときの脱ぎ履きだって楽チンだ。さらに、それぞれ個性的なパンツを取り入れたスタイリングにも違和感なくマッチ。
 

スタイルを曲げないマニュフェストで、不動票を守る「ヴァンズ」党

「永遠にストリートの象徴であるべき」と、旗揚げ時のマニフェストを曲げないヴァンズ党。シンプル&ベーシックな「オーセンティック」や「スリッポン」は、キッズにおいてもジェンダーレスに履ける1足として固い支持を集めている。
中根実玖ちゃん(10歳)

ヴィンテージ風に色落ちしたデニムと同じトーンのサックスブルーの1足は、永遠の定番「オーセンティック」。レトロなカウチンニットとの相性もバッチリだ。
 

スポーツ好きを全面サポート!「アシックス」党

海外でも熱烈なファンを持つニッポンの老舗ブランド。本格的な機能を備えたモデルもファッション性の高い一足も揃うと同時に、子供たちの心をくすぐるデザインもお手の物だ。レーシーなフォルムやビビッドカラーなどがその代表。スポーツ好きな子供たちのツボを押さえた政策実行力はお見事!
小林爽太くん(8歳)

ロンTはバスケット、キャップはベースボール、そしてスニーカーはアシックスのサッカータイプ。間違いなくスポーツ大好き少年とみた! そんな体育会系キッズの支持を得るデザインや高い機能性は、ニッポンブランドらしい堅実な努力によるものだ。


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