寒がる我が子を見るにつけ、「オトーチャンが小学生の頃は、冬でもTシャツ＆半ズボンで……」とボヤキが出そうなこともしばしば。
ただ、大人である我々には、イタリアデザイン＆ポーランドダウンによるタトラスのような冬の相棒があるのだから、そう大きな口は叩けない。
だから考えた。子供も笑顔にし、あまつそんな我が子を見る我々も笑顔にするダウンはないものか。そこで得た理想の回答がこちら。
「タトラス」のダウンウェア
右4万2000円、左5万3000円／ともにタトラス（タトラス ジャパン 03-5708-5188）「子供は我慢」「子供は風の子」なんて古いかも。で、彼ら彼女らにダウンの恩恵を。そう思った矢先にタトラスよりキッズダウンが初登場。軽くて暖か＆グッドデザインは、子供だって大喜び。いい服は長く着られる（我が家調べ）し、いずれ上物のお下がりとなるから、いっちょ買ってやるか。
「カナダグース」のダウンパネル
ジャケット9万2000円／カナダグース 03-6758-1789だっこヒモを使う期間はそう長くないが、それが冬にあたる場合、アウターの兼ね合いが結構難しい。アウターの上にだっこヒモだと我が子にさらなる防寒が必要になり、それも面倒である。
ダウンパネル1万5000円／カナダグース 03-6758-1789そこで生まれたのが、カナダグースのエクステンションパネル。同社が展開する4型のダウンジャケットのフロントに装着可能で、だっこヒモをしたままクローズできるのだ。
ナイスアイデアものだな、と思ったら実はレディス専用だそう。これ、マジでメンズも熱望します。なお天地逆さまにすれば、お腹の大きい妊婦さん用のエクステンションとなるのです。
子供だってやっぱり寒いものは寒い。かたや大人にはたくさんの処方箋がある。この状況はいかがなものか。隣でブルブル震えている我が子に暖かなダウンを。そうすれば、家族みんなハッピーだ。
鈴木泰之＝写真 鈴木淳子＝スタイリング
