ロングコート、ムートン、レザー。圧倒的゛着たい感”があるNEWSなアウター Vol.23
2017.11.10
FASHION

オッサンの冬アメカジを考察…… モードブランドがピッタリだった?

「アメリカンカジュアル」の服は、やっぱり好きだ。さらに言うなら、「37.5歳からでも袖を通して様になる」「10代の頃の服をいまだに着ているように見えない」「“シャレた旦那さんですね”なんてたまに褒められる」。そういうやつだと、オーシャンズ世代はニンマリするはずだ。ならば、モードが提案するアメカジなやつはどうだ? 素晴らしいぞ。

 

HERMÈS
エルメス

223万円/エルメスジャポン 03-3569-3300

クラシックスポーツウェアの代名詞、バーシティジャケットをエルメスが作ったら。なるほど、お家芸のハイエンドレザーにケーブルニットのコンビで……と思うのは早合点だ。ニット地に見えるボディはシープスキンの柔らかな毛を刈り込んで編み柄を表現したもので、袖は同素材を表裏反転。つまり、リブ以外すべてシープスキンで作られているのだ。すべてのライニングを省いた点に、素材と着用感の確固たる自信が見える。

 

GUCCI
グッチ

コート40万5000円、Tシャツ3万8000円、メッシュTシャツ5万7000円、パンツ11万5000円/すべてグッチ(グッチ ジャパン 0120-88-1921)

今、シーンを最も面白く、影響力を与えているのは、間違いなくアレッサンドロ・ミケーレがクリエイションするグッチだ。「スポーティ」「ストリート」「ヴィンテージ」「コンテンポラリー」「ウェアラブル」。そんなキーワードが並ぶ最新クルーズ・コレクションで見つけた、ウールメルトン地のランチコート風の1着に注目したい。分量感のあるシルエットに加え、襟のボアとレザーを巻いたくるみボタンなどのディテールでノスタルジックな気分を掻き立てつつ、ボディサイドに配したウェブストライプで最高にモダンな雰囲気になるパラドックスが面白さ。オーシャンズな男だったらデニムで合わせる? それとも?

 

DRIES VAN NOTEN
ドリス ヴァン ノッテン

コート19万6000円、シャツ5万円、パンツ6万8000円[参考価格]/すべてドリス ヴァン ノッテン、サングラス4万6000円/ドリス ヴァン ノッテン by リンダ ファロー(すべてドリス ヴァン ノッテン 03-6820-8104)

武骨なアウトドア用のフィールドジャケットやネルシャツで使われるイメージが強い赤と黒のバッファローチェックを、とびきりエレガントなすね丈のバルマカーンコートで仕立てるアイデアの勝利。パリで圧倒的な表現力と手の込んだ服を提案し続け、今シーズンのメンズコレクションで99回目のショーとなる実力派ブランドのプレゼンスを示すに相応しいマスターピースは、どう着たってドラマティックになること間違いなし。

 

MONCLER
モンクレール

ダウンジャケット14万2000円、パンツ6万1000円/ともにモンクレール(モンクレール ジャパン 03-3486-2110)

プレミアムダウンウェアの歴史はモンクレールの歴史と言っても過言ではない。アーカイブの名品をベースに2011年に発表したモデル「マヤ」は揺るぎない傑作だ。無数のフォロワーを生むこととなった印象的な質感で発色の良いナイロンシェル、フランス規格協会が定めた最高品質基準をクリアしたグースダウン、飽きのこないタイムレスなデザイン。その魅力をそのままに、今季も登場することとなった。こんなうれしいニュース、放っておけるわけがない。

 

DSQUARED2
ディースクエアード

コート18万9000円、スウェット7万9000円、デニム6万7000円/すべてディースクエアード 東京 03-3573-5731

アンカーボタンが10個並ぶヴィンテージスタイルのピーコートは、軽やかなナイロンの表地で洗練された佇まいに。ポケットフラップや襟、ラペルをカシミヤ混ウールで切り替え表情豊かに。デニム&スウェットと合わせた普遍的スタイルにも、不思議な新鮮さが表れるから面白い。裏地は印象的な赤いキルティングがあしらわれている。

 

パリ&ミラノブランドで見つけてきたアメカジ。デザイン、色使い、シルエット……コレクションブランドによって新しい解釈が加わったアメカジも格好良くて、やっぱり好きみたい。

# アメカジ# ハイブランド
更に読み込む