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2017.06.27

ファッション

世界の街角にヒントが! オッサンの夏服を面白くする4つのカギ


身に着けるアイテムが少なくなる夏は、その身軽さが心地良い一方で、着こなしが単調になりがち。そこを打破するための4つの鍵を、世界中のオシャレな男たちからサンプリングしよう。
「WORLD街角父ラッチ」を最初から読む
 
キーワード#01:オフバランスなサイズ感
トップスはゆったりと、パンツはややシュッと。そんな、一見バランスが崩れたように見える着こなしが、今夏も街を席巻する!

[NEW YORK]ブライアンさん(32歳)
上下ともリック・オウエンスのブラックコーディネイト。トップスの丈感、袖の長さが今っぽい。

[TOKYO]井戸川寿義さん(56歳)
ホワイト系でまとめながらも単調に見えないのは、微妙なグラデーションとシルエットの妙。

[LOS ANGELES]アレッサンドロさん(40歳)

肩の落ちたビッグサイズのデニムシャツに、リーバイスのショーツ。力の抜けた感じが◎。
 
キーワード#02:デザインのいいサンダル
アウトドアブランドのものでも、そうでなくても。カタチや色で遊びの効いたサンダルが足元を軽快に彩ってくれるのだ。

[LONDON]ジョシュさん
パープル主体のスタイルでひと際目を引くエイソスのサンダル。グリーンがアクセントに。

[TOKYO]有馬 嶺さん
オルフィックとクラネのコラボサンダルが、モードな薫り漂う着こなしにジャストフィット。

[TOKYO]木村竜也さん(30歳)
NY発のブランド、ジェリーをチョイス。厚めのソールと大胆な編み込みが目を引きます!
 
キーワード#03:インパクトのある柄シャツ
1枚でサマになる。意外と何にでも合う。ともすると敬遠しがちな柄物は、夏のコーディネイトの特効薬!?
[LONDON]アリスターさん(30歳)
暖色のストライプシャツに寒色のパンツをさらっと。開襟シャツというチョイスもニクいです。

[LOS ANGELES]イアンさん
シャツと手首のバンダナで柄オン柄。一見だらしない裾の“半入れ”も狙いだったとはね。
 
キーワード#04:テイストを加えるヘッドウェア
被るだけでコーディネイトのポイントになり、その人の好むテイストまで滲む帽子。そのうえ寝癖も隠せる(!!)から、普段の外出にピッタリ。

[NEW YORK]ケヴィンさん(35歳)
スポーティなグレーキャップを足すことで、ブラックコーディネイトが格段にマイルドになる。

[LOS ANGELES]ブランセンさん(31歳)
小紋柄のシャツとブラックデニムに、ポークパイハットで味付け。どこかメロコアの匂いが。
アイテム数が少なくシンプルな軽装だからこそ差が出る、着こなし上手のエッセンス。うまく取り入れて夏のお洒落を“Cool”に楽しもう。
恩田拓治=写真(東京) 菊地 亮=取材(東京) YOUKEY=写真・取材(NY) MIMI WADA=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)



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