OCEANS

SHARE

2017.05.19

ファッション

40代からの短パンデビューをスムーズにする「さしすせそ」

夏になれば自動的にはきたくなるのがショーツ、つまり短パンだ。とはいえ、子供っぽく見える恐れもあるし、意外とトレンドに左右されやすいアイテムだけに今年のベストがわからない。では、誰でも今年の短パンデビューが上手くいく法則ってないものか? 最新のコーディネイト例を使って導き出した、オッサンの短パンに効く「さしすせそ」、どうぞ!

「さ」—– サーフ感

ショーツが似合うスタイルといえばまずは、サーフテイスト。ひとまず海を感じるアイテムをチョイスして、海カジで着こなせば季節感も満点でスベることもなし!
トーン違いで表現したネイビーのボーダー柄、それだけでもう海気分だ。 ショーツ2万7000円、ブルゾン6万4000円、キャップ1万5000円/すべてストーンアイランド(トヨダトレーディング 03-5350-5567)
 
ボードショーツを街ではくのももはや定番。少しくらい派手なデザインだって、ボードショーツなら許されるのだ。ショーツ9800円、Tシャツ5000円/ともにバンクス(ファーイースト 03-3780-1197)
 

「し」—– シルエット

今シーズンのトレンド的には、ゆったりとしたシルエットが作れる一枚が今っぽさの演出に最適。そのためにはタック入りをチョイスするのもおおいにアリ。それに関して注意したいのが「丈」。膝が隠れるほどのレングスは野暮ったく見えるが、かといって短すぎると若作り&無理している印象に。ベストは「膝が丁度出る」くらい。これで夏らしい軽快さも演出できるし、野暮ったい印象も回避できる。
 
タック入りの余裕のあるシルエットなら、短パン姿にも余裕が。ショーツ2万8000円、メガネ3万2000円/ともにパイン(フォレストパイン・デザインラボ 03-5786-2323)、ポロシャツ2万7000円/オーラリー(クリップ クロップ 03-5793-8588)、靴2万5000円/ヴァージニア(ハイブリッジ インターナショナル 03-3486-8847)

 

「す」—– 裾幅

細すぎるのは、脚線を強調するので避けたほうがベター。拳ひとつ分くらいのゆとりを目安に選べば、足が細い人も、太い人も、違和感なくはけるはず。これは上のトレンド目線でも重要なキーワード。タイトなショーツはハードル高し、と意識すべし。
裾幅の目安はこんな感じ。リラックスした雰囲気も漂わせられる。ショーツ1万円、パーカ2万5000円、カットソー7000円/すべてポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン 0120-3274-20)

 

「せ」—– 清潔感

夏らしく、清潔感ある肌の色。それは、健康的な、こんがり日焼けたした肌である。それを“短パンデビュー”したその日から手に入ったら……。あるんです、そんな魔法のようなアイテムが。これで色白なオッサンも安心して素肌を晒せるってもんです。
塗るだけで約3時間で小麦肌が手に入る「セルフタン」。オーガニック成分で作られているので安心。この記事でも紹介してます! 100㎖ 6500円/オーガニックファーマシー(セレンディプス 0120-874-177)
 

「そ」—– 素材

シンプルなサマースタイルに奥行きを付けてくれるのは、質感のある素材だ。リネンやコーデュロイ、ハイテク系のマテリアルのショーツを選べば、ワンツーコーデでも退屈に見えない。
軽快な印象のリネンのショーツとシャツのセットアップ。ショーツ1万9800円、シャツ2万3800円/ともにマレア エッレ(マレア エッレ・ジャパン 03-6435-6375)、Tシャツ6000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、サンダル3万1000円/ベルナコッロ(ハイブリッジ インターナショナル 03-3486-8847)、サングラス4万7000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)
コーデュロイのブルーショーツで、季節感と清涼感を一石二鳥。ショーツ1万5000円/RHC(RHC ロンハーマン 045-319-6700)、トップス1万5000円/チャムス×ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)、キャップ3500円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、スニーカー9500円/ヴァンズ ヴォルト(ブルーウッド バイ ハンドイントゥリー 03-5775-7813)
 夏のスタイルを“美味く作る”のに欠かせない調味料として意識したい「さしすせそ」。
これをしっかり押さえておけば、スムーズな2017年の短パンデビューが飾れるはずだ。


SHARE

次の記事を読み込んでいます。