OCEANS

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2017.03.10

ファッション

ボロボロ色落ちスタイルが一発で上品に! デニムに合うリッチな靴・小物5選

いくつになってもボロボロのデニムをはきたい。Tシャツ、スウェット、革ジャンなんかと合わせたい。でも、僕らが何も考えずにそれをやっちゃうと、世間の目は意外と冷たい。子どもの頃目にしていた“ただボロボロなだけ”のオッサンではなく、“わかってて、あえて”を見せるために、リッチ&ハイセンスな靴や小物を合わせてみよう。

CHURCH’S
「チャーチ」のスタッズシューズ

靴は下を参照。デニム15万8000円/ベルベルジン 03-3401-4666、ニット2万9000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-3473-7007)、サングラス3万7000円/ネイティブ サンズ(G.B.ガファス 03-6427-6989)、ソックス1500円/サンフランシスコ(ハリウッド ランチ マーケット 03-3463-5668)
9万7000円/チャーチ(チャーチ 表参道店 03-3486-1801)
ちょうどいい。この表現がぴったりくるだろう。スタッズは気になる。でも、アバンギャルドな雰囲気を前面に押し出す気はまるでなし。そんなアンビバレントなOC世代のデニムスタイルの足元に、本当にちょうどいい。靴の本場、英国ノーザンプトンで作られるグッドイヤーウェルト製法をはじめとする格式高きしつらえ。それを保ちながら、パーフォレーションのそれぞれに、丸いスタッズをあしらう意外なアレンジ。2012年に登場して以来、その鮮度が落ちることなく新たな定番となった名作。ワードローブに揃えて決して損はない一足だ。
 

CHROME HEARTS
「クロムハーツ」のバンダナ、ベルト&クイッククリップ

バンダナ3万3000円/クロムハーツ(クロムハーツ トーキョー 03-5766-1081)、デニム、ブルゾンは下を参照
ベルト19万8000円、クリップ9万9000円、キーリング3万1000円/すべてクロムハーツ(クロムハーツ トーキョー 03-5766-1081)、デニム3万2000円/ AG(エージー ジャパン 03-5946-8990)、ブルゾン13万円/ビズビム(F.I.L. TOKYO 03-5725-9568)
クロムハーツがデニムに似合わないわけがない。だからこそ、OC世代なりのセンスでクロムハーツを選びたい。そこで、これ見よがしではなく、さりげなく、を推奨。こちらのチョイスをご覧あれ。デニムのインディゴと見事な対比を見せる真紅のシルクバンダナ。小振りなモチーフが施されたキーリング&クイッククリップ、シンボリックだがシンプルを極めるバックルが特徴の2.5㎝幅のナローベルト。いずれも唯一無二の造形とデザインながら、その印象にはどこか奥ゆかしさがある。
 

HERMÈS
「エルメス」のレザーブレスレット

5万6000円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
ボロボロのデニムをはいていたとしても、これを身につけたことで「あ、この人はわかっている」と思わせてしまう不思議な魔力がエルメスのレザーと小物にはある。例えば、アイコンレザー、ヴォー・バレニアをシンプルに2重巻きにしたブレスレット「オルランド」はその象徴と言えるだろう。美しい革、見事に等間隔で走った精緻なステッチ、磨き込まれた華奢なバックル。「小物」といえど徹底的に作り込む、その姿勢を理解してこれを選べる人は、ボロボロのデニムを粋にはくことができる、ということでもあるのだろうね。
 

LOUIS VUITTON
「ルイ・ヴィトン」のエスパドリーユ

靴7万5000円、デニム6万8000円、ブルゾン20万3000円(参考色)、Tシャツ6万8000円/すべてルイ・ヴィトン 0120-001-854
デニムに合わせる靴は何だっていい。だったら、楽しい季節感を取り入れてみては。シティシューズとしても市民権を得たエスパドリーユだが、やはり不思議と夏の南仏やスペインをイメージさせてくれる。旅への誘いを本懐とするルイ・ヴィトンらしい素敵な一足である。
 

LOEWE
「ロエベ」のワンショルダーバッグ

バッグ H53×W30×D34cm 24万円、ブルゾン18万4000円、デニム5万4000円/すべてロエベジャパン 03-6215-6116
デニムスタイルに似合うバッグは何だ? トートはフェミニン⁉︎ リュックは子供っぽい⁉︎ そんな問いに答えてくれる傑作が、ワンショルダーで持つロエベのアイコンバッグ「アントン バックパック」だ。春夏の新作は、キャンバス面に男心をくすぐる古代の化石がデフォルメタッチで描かれたのが面白さ。そういえばクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンはいつもデニムをシンプルに装う人でも知られる。だから、こんなデニムのときに調子のいいバッグを作れるのだろう。
 
ティーンズには手も足も出ないハイクオリティなアイテムたち。彼らのような端正な顔ぶれを味方につけ、“すべてを理解したうえでの”オトナの着くずしスタイルを確立させよう。


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