OCEANS

SHARE

2019.11.09

かぞく

子離れできないのはオレだけ? 子供をひとりで寝かせるのは何歳から?

>連載「隣のオッサンは青いか?」を読む
子供がいる夫婦にとって気になることのひとつに、「子供と一緒に寝るのは一体いつまで?」という問題がある。一緒に寝るのが当たり前だと思っていたけれど、子供の成長とともに、家族関係は微妙に変化していくのが常。
いつまでも「別々に寝るなんて寂しい」などと言っていられるわけもない。そんな子供を持つ40代夫婦のために、隣の家庭ではどうなのか、実情を探ってみた。

7割以上が、11歳以下で子供と寝なくなる

今回、40〜45歳の子持ちの男女にアンケート調査を実施。子供が何歳になったとき、一緒に寝なくなったのかを聞いてみたところ、以下の回答が寄せられた。
●一緒に寝なくなったのは、子供が何歳になったときからでしたか?
・0歳 7.6%
・1歳 0.8%
・2歳 0.0%
・3歳 0.8%
・4歳 1.5%
・5歳 5.3%
・6歳 10.6%
・7歳 7.6%
・8歳 9.1%
・9歳 6.1%
・10歳 14.4%
・11歳 7.6%
・12歳以上 28.8%
まず、0歳の7.6%だが、ほかの年齢では回答数に男女差がほぼ見られなかったのに対し、ここには大きな差があった。男性12.9%に対し、女性はわずか1.6%。男性は女性の約10倍の割合で、0歳児の時点で一緒に寝なくなるのは、育児での寝かしつけを女性に任せがちな傾向の表れかもしれない。
さて、注目すべきは1歳以降の結果だが、これまた想像とは少し違う結果に。もっとも多いのは12歳以上で30%弱。一緒に寝なくなるタイミングは意外と遅めなことがわかる。以降、10歳が14.4%、6歳が10.6%、8歳が9.1%、7歳と11歳が7.6%、9歳が6.1%、5歳が5.3%と続く。
なかでも、小学校に入学する6歳や、10歳といった区切りでの数値はやや多め。「今日から別々に寝ようね」と親から子へ提案しやすいタイミングなのかもしれない。
一方で5歳から11歳というのは他者との関わりが増えていく年代でもある。逆に子供のほうから「もうパパとママとは一緒に寝ない」と切り出してくるケースも当然ありそうだ。では、どんな理由やキッカケで子供と一緒に寝なくなったのか? その回答が次だ。


2/2

次の記事を読み込んでいます。