「隣のオッサンは青いか?」を最初から読む40代ともなれば、親族や知人の“死”に直面する機会も増える。もし、不慮の事故で自分が死んだら、残された妻や子供のことを考えるとすこし怖くなるもの。
同年代は準備をしているのか、また生涯のパートナーである妻も、自分の死に支度をすでに始めているのか、結婚5年以上、子供のいる40代既婚男女200人に聞いた(協力:アイリサーチ)。
■自分の死後の準備はしている?【男性】(回答100人)・準備をしている 58人・準備をしていない 42人【準備をしている人の行動】(複数回答)
ー生命保険・医療保険に入っている 47人
ーパートナーや家族に、事前に話し合いをしている 12人
ー十分な貯蓄を始めている 10人
【準備していない人の心構え】
・今から考えておくべきだとは思っている 28人
・そういったことを考えるのはまだ早いと思う 14人
【女性】(回答100人)・準備をしている 44人・準備をしていない 56人【準備をしている人の行動】(複数回答)
ー生命保険・医療保険に入っている 39人
ーパートナーや家族に、事前に話し合いをしている 10人
ー親族との関係を深めている 7人
【準備していない人の心構え】
ー今から考えておくべきだとは思っている 41人
ーそういったことを考えるのはまだ早いと思う 15人
男女共に準備をしている人で最も多かったのは「生命保険・医療保険に入っている」という行動。結婚や子供の誕生を機に加入する人が多く、家族を持ったタイミングで“万が一”を考えるようだ。
特徴的だったのは、準備していない女性で「特に何もしていないが、今から考えておくべきだと思う」という声が同じ男性より13ポイントも高い結果となった。また、「親族との関係を深めている」という項目もランクイン。経済的な面はもちろんだが、自分の仕事の子育てや家族の日常生活をどうサポートするかまで、具体的に考える女性は少なくないのかもしれない。
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