隣のオッサンは青いか?[夫婦編] Vol.60
2018.09.29
FAMILY

「妻よ、その叱り方はキツ過ぎないか?」子供の躾、夫婦のホンネ調査

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子育てを行ううえで、多くの親が頭を悩ます“子供の叱り方”。以前の記事(あなたは上手に叱れてる? 嫌われたくない父親たちの“躾”メソッド)でも、悩めるオトーチャンたちの実情をお伝えしたが、正解はないが故に、どんなタイミングでどのように叱るかに、ときに夫婦間で意見が食い違うこともあるだろう。

そこでパートナーの叱り方に対して不満に感じている妻や夫はどのくらいいるのか。結婚5年目以上、子供のいる30〜40代男女各100人(計200人)を対象に、アンケート調査を実施した(協力:アイリサーチ)。

2人に1人はパートナーへの叱り方に「異議あり!」

2人に1人はパートナーへの叱り方に「異議あり!」

■パートナーの子供への叱り方に不満はある?
【男性】
・不満がある 47.0%
・不満はない 53.0%

【女性】
・不満がある 51.0%
・不満はない 49.0%

男女ともに2人に1人は、パートナーが我が子を叱責する姿を見て不満を感じているという結果になった。

ただし年代別に見てみると、「不満がある」と答えた男性30代は60.0%だったのに対し、40代は43.8%と割合は減少。一方「不満がある」女性は30代で39.3%、40代になると55.6%と増加している。歳をとるとともに妻の叱り方に慣れる夫が増えてくるのか、はたまた、夫の叱り方に対して徐々に不満が溜まっていく妻が増えるのか……。

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妻と夫で大きな差異が!? 男女の叱り方の違いは……

妻と夫で大きな差異が!? 男女の叱り方の違いは……

では、「不満がある」と答えた男女は、互いのパートナーのどんなところにモヤモヤしているのだろうか。具体的にその叱り方についても教えてもらったところ、“叱り方”に対する夫婦のすれ違いが表出した。

妻の叱り方は厳しすぎる!? 夫が抱える不満とは

妻の叱り方は厳しすぎる!? 夫が抱える不満とは

【夫の不満①「叱り方が厳しすぎる」】
「叱り方がキツすぎて、子供がかわいそうになる」(33歳、男性)
「叱り方が厳しすぎる、もっと優しい口調で諭してほしい」(43歳、男性)
「自分もそうだけど、ときにそこまで叱らなくてもと思うことがある」(38歳、男性)

夫から寄せられた回答で目立ったのは「妻の叱り方が厳しすぎる」という声。妻のただならぬ怒りに肩をすくめる我が子を、気の毒に思ってしまう夫は多いのかもしれない。

【夫の不満②「感情的に叱る」】
「感情的に怒り、なぜ悪いのかわからせる怒り方をしない」(47歳、男性)
「気分で怒ることがある」(48歳、男性)
「腹立たしい気持ちが先立ち過ぎて、叱っている意図・理由が子供に伝えられていないことがある」(38歳、男性)

また、妻が感情的に子供に怒っていると不満を持っている夫も少なくないようだ。“女性は感情的、男性は論理的”といわれたりするが、夫たちは“子供の叱り方”を巡ってもそんな差異を感じている夫は意外と多い?

【夫の不満③「怒る時間が長い/しつこい」】
「叱りつける時間が長すぎる」(42歳、男性)
「叱り方がしつこくて効果がない」(40歳、男性)
「くどい」(46歳、男性)

さらに、子供を叱りつける時間が長かったり、同じことを何度も諭したりする妻の怒り方に違和感を覚えるという声もあった。裏を返せば子供を叱るときは、厳し過ぎず、冷静、かつ端的に――というのが、父親の叱り方の理想形のようだ。

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叱るべきときに叱らない……妻がイライラする叱り方とは?

叱るべきときに叱らない……妻がイライラする叱り方とは?

【妻の不満①「自分で叱らない」】
「基本的に子供に甘く、怒るべきときに怒らない」(42歳、女性)
「『ママに怒られるよ』などと言って、自分では怒らない」(33歳、女性)
「私が頼まないと叱らない」(47歳、女性)

妻の意見で、最も多かったのが「夫が自分で叱らない」という意見。優しいパパでありたいから、ついつい子供を叱るのは妻任せ……。そんな夫に不満を抱えている妻は多いようだ。

【妻の不満②「自分の考えを押し付ける」】
「子供の意見をあまり聞こうとせず、自分の考えを押し付ける」(47歳、女性)
「自分の価値観を押し付けようとする」(42歳、女性)
「大人の言葉で話すので、叱られた理由を子供が理解しにくい」(36歳、女性)

また、「自分の意見を押し付ける」という叱り方に不満を持つという声も。いくら“理性的”に叱るのが大事といえども相手は子供。怒る前に、まずは子供の目線に立ってみることを意識したい。

【妻の不満③「叱り方が変わる」】
「自分の機嫌によって、同じことをしても怒るときと怒らないときがある」(37歳、女性)
「自分の気分で叱ったり、叱らなかったりする」(37歳、女性)
「兄妹で違いがある。同じことをしても片方だけ怒ることが多い」(45歳、女性)

また、叱るタイミングが気分やシチュエーションによってバラバラ……というのも、不満に感じている妻は少なくないようだ。

たとえパートナーであっても、考え方の違いが浮き彫りになる“子供の叱り方”。正解はないからこそ互いにやり方の違いに不満を感じることもあるだろう。しかしそんなときこそ、お互いの差異を補い合い、サポートしあって、子供のためになる“叱り方”を見つけたいものだ。

文=フジアマネ文

# 叱り方# 子育て# 隣のオッサンは青いか?
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