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2018.08.31

かぞく

あなたは上手に叱れてる? 嫌われたくない父親たちの“躾”メソッド

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あなたは上手に叱れてる? 嫌われたくない父親たちの“躾”メソッド
愛する我が子にきちんと躾はしたいけれど、決して嫌われたくはない――。“子育て”に伴うそんな二律背反の思いに、人知れず悩む父親は少なくないだろう。そこで、36〜44歳の子供のいる既婚男性200人に「子育てへの苦手意識」についてアンケート調査を実施した(協力:アイリサーチ)。
■子供への躾に苦手意識はありますか?
(単一回答)
・苦手意識があって、そのせいであまり叱れない 8.5%
・苦手意識はあるが、頑張って叱っている 22.0%
・苦手意識はないが、叱るのはうまくないと思う 50.0%
・苦手意識はなく、自分では躾がうまいほうだと思う 19.0%
「苦手意識はない」と答えた人は全体の約7割。しかし、父親のふたりにひとりは、苦手意識はないものの「叱るのはうまくないと思う」と、自分の躾の仕方に自信を持てないという。「子供の頃はよく叱られた」という話は聞くが、どうやら、いざ自分が親の立場になってみると、その難しさを痛感し、頭を悩ませている男性は多いようだ。
 

子供の叱り方、父親たちの“工夫”は……

子供の叱り方、父親たちの“工夫”は……
いくら難しいと言っても、子供を叱らないといけない場面は訪れる。100%正解の躾はないとしても、できるだけ“ベター”な方法を探りたい。そこで、同じく父親200人に「躾の際に工夫していること」についても教えてもらった。
 

(1)自分の感情をコントロールする

自分の感情をコントロールする
人を叱るときはついつい怒りに支配されてしまいがちだが、
「できるだけ感情的にならないように、理路整然と叱る」(40歳)
「叱ることに重きを置き、感情をのせて怒らないようにしている」(40歳)
「感情的にならず、行いの善悪をしかる。罪を憎んで人を憎まずとしている」(41歳)
「ダメな行動等をしたときに、そのときの感情任せの対応、発言とならないように気をつけている」(36歳)
と、感情的にならないよう、心がけている男性は多いようだ。“瞬間湯沸かし型”で怒られると、怒られる側もその場限りの恐怖に支配されてしまいがち。そうならないためにも、子供を叱る前には一呼吸置き、冷静になることが求められそうだ。
なお、「なるべく語尾に『~してください』と言う。命令口調だと相手も腹立つと思うので」(44歳)と叱るときの言葉遣いに関して気をつけるという声もあった。


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