着心地の良さから、ワンマイルウェアとしても人気の高いスウェットパンツ。
リラックスシーンのみならず、ファッションアイテムとして取り入れる人も多いだろう。
しかし、スウエットパンツと聞くと⋯
ラフさが際立ち全体的にだらしなく見え、素材によってはスタイルアップが難しく感じること。
上級者アイテムの為、メンズコーデ初心者にはハードルが高く、異性受けが低い。と言った声も⋯。
そこで今回は、スウェットパンツの失敗しない上手な選び方、着こなしポイントを踏まえ詳しく紹介していく。
- キレイめスタイルからトレンド感のあるスタイルまで幅広く知りたい。
- 季節やシーンを問わず、ワンマイルウエアとして積極的に活用したい。
- スウェットアイテムを投入しスタイルアップさせ、さらに自分を魅力的に魅せたい。
- 定番のスウェットは飽きたのでワンランク上の着こなしをしたい。
スウェットパンツだけではなく、取り入れやすいアイテムも抑えていくので、ぜひ参考にして欲しい。
スウェットパンツとは?
スウェットパンツとは、「スウェット」という素材を指したパンツのことである。
高い機能を誇るため、スポーツシーンのみならず、ファッションアイテムとしても幅広く親しまれている。
特徴として
- 伸縮 柔らかく伸び縮みしやすい。
- 防寒 生地感は厚みがあり、裏起毛素材により冬場でも暖かい。
- 吸水 蒸発した汗などの湿気を吸収しやすい。
がある。
スウェットパンツコーデで意識すること
スウェットパンツスタイルで意識したいことは3つある。
- ラフになりすぎないよう注意。
- キレイめアイテムと合わせるのが無難。
- ジャストサイズがおすすめ。
この数点を抑えるだけで地味な印象を抑え、誰でも簡単におしゃれなコーディネートを組むことができる。
アイテム選びで0にも100にもコーディネートの印象が変わる。
ここはしっかり抑えておきたいポイントになるので、詳しく紹介していく。
ラフになりすぎないよう注意
ストレスフリーで、リラックス感をあるがサイズ感が大きすぎるとだらしなく見えてしまうことも。
スェットパンツはよりその印象を与えやすいので注意が必要だ。
キレイめアイテムと合わせるのが無難
スウェットパンツスタイルで一番合わせやすいのが、シャツやジャケットなど、シンプルでベーシックかつ、スタイリッシュなアイテムと組み合わせること。
スウェットパンツ特有のルーズさを活かしながら、他のアイテムで引き締めることにより、スッキリとした決まりすぎないこなれた印象を与えることができるだろう。
ジャストサイズがおすすめ
スポーツシーンでも着用可能な細身シルエット
スウェットパンツを選ぶ際にゆったりとしたサイズ感を選ぶ人が多いが、あえて細身なシルエットスタイルを選ぶことで、全体のバランスを引き締めることが可能に。
ファッションとして取り入れるのであれば、トップスは少しゆったりとしたパーカー、ニットなど素材感を意識して選ぶことで、スポーティーさが強く溢れるコーディネートを抑えておしゃれにすることができる。
丈感もくるぶし丈までにすることで、スッキリとしたイメージを与えよう。
スウェットパンツおすすめメンズコーデ
ここまで、スウェットパンツについての素材や選び方、合わせるアイテムなどのイメージがついてきた人も多いはず。
上記を踏まえた上で、ここからは実際に行っていきたいコーディネートや、使用しているアイテムのポイントも踏まえ詳しく紹介していく。
スウェットパンツファッションに、挑戦したいけど迷っている人は、ぜひ参考の一つとして見て欲しい。
一本は持っておきたい!定番のグレースタイル①
スウェットパンツと聞いて、誰もがイメージしやすいのがグレーカラーだろう。
中間色のグレーカラーは、オンオフ問わず活躍できるアイテムなので、一本は持っておきたいと思う。
明るめのグレーカラーのスウェットに、ナチュラルカラーのトップスと同系色のスニーカーを合わせ、柔らかい印象を与えたコーディネート。
ダウンジャケットを合わせることにより、暖かさ、機能性を体現した、やりすぎないおしゃれさを演出できる。
パーカーと合わせておしゃれに。定番のグレースタイル②
ダークグレーのセットアップで叶える大人スウェットスタイルに。
ダークなグレーカラーを選ぶことで、セットアップにしても野暮ったさが現れずおしゃれに決まる。
コーディネートのアクセントとして、アクセサリーを数点足すことで一気に垢抜けたスタイルに変身。
デザイン性のある重ねづけ可能なシルバーアクセサリーが、コーディネートの良いアクセントに。
シンプルながら存在感のあるデザインを選ぶと、よりスウェットアイテムとの相性もよくなる。
大人スウェットスタイルの真骨頂
デニムジャケットでよりフレッシュさを出すコーディネート。
ラフさを連想しやすいアイテムも、落ち着いたボトムのカラーに加え、細身のストライプシャツが、カジュアルさは残しつつ、スッキリとフレッシュな印象を与えてくれる。
デートにおすすめ!ジャケットスタイル
スウェットパンツとジャケットでラフさを抑えてたテーマ。
柔らかなグレーのスウェットパンツと、ネイビーの爽やかなカラーが映えるジャケットスタイル。
スラックス調なシルエットのデザインは新しく、着心地の良さは忘れずに、落ち着いたおしゃれを体現しているコーディネート。
オフの日に!落ち着いたモノトーンコーデ
モノトーンカラーで合わせたシンプルなコーディネート。
明るさが軽やかな印象を与えるホワイトに近いグレーとブラックで強弱を効かせ、着心地とキレイさを叶えてくれるシンプルなモノトーンコーデは、大人スタイルの魅力をより爆発させる。
足元も黒で統一することで、スウェットパンツとのメリハリをつけることが可能に。
春先はトレーナーやカットソー、冬場はブラックカラーのニットやジャケットと合わせたくなる組み合わせだ。
年齢を問わず初心者の人にも真似しやすいシンプルで洗練された着こなしになるのでおすすめしたい。
シャツでさらりと合わせよう
爽やかな印象を与えるシャツをサラリと合わせて。
ワイルドシルエットシャツにダンボール素材を使用した独特な風合いがおしゃれなコーディネートだ。
シルエットがキレイなアイテムを上下に合わせることで、清潔感を与えやすく、デートにもおすすめ
軽めのカラーに足元はブラックを合わせることで全体のバランスを取ろう。
柄シャツを中心にまとめるゆるやかなスタイル
オフシーンに溶け込む、抜け感と着心地を優先するスタイルの完成。
ベーシックなチェック柄のシャツに、暖かさと着心地を考えたコーディネート。
全体的にネイビーや、ブルーで合わせることによりシンプルで優しげな印象を与えることができる。
差し色カラーが好印象!
ビタミンカラー・オレンジなど小物で外してみるのも新鮮。
ビビットなカラーを一転投入することにより、今までにないこなれた雰囲気を作り出すことができる。
スニーカーなどの小物にアレンジを加え、いつものスタイルに新しい風を与えることができる。
総柄スウェットパンツもあり!
定番スタイルから卒業!
ワンランク上の辛口アイテムを入れて。
ベーシックアイテムは好きだが、コーディネートがマンネリしてきた人に、ぜひ挑戦してほしいアイテムが柄タイプのスウェットパンツだ。一見上級者アイテムに見えるかもしれないが、全体のトーンを抑えてコーディネートを組むことで、洗練されたスタイルに変身することができる。
オールホワイトの達人
素材感に注目!
全体のトーンを合わせて柔らかく清潔感を与える。
眩い明るさをもつ、一度は挑戦したいワンランク上のオールホワイトコーディネート。
アイテムの合わせ方を間違えると失敗しやすい難しいコーディネートだが、それぞれに素材感をもたせることでまとまり、クリアな印象に変化できる。
全体をホワイトカラーで統一し、締め色はカラー小物を取り入れることでしっかりとしたアクセントに。
スウェットコーデを楽しもう
ここまでスウェットパンツの特徴や、取り入れたいアイテム、具体的なコーディネートについて紹介してきた。
カジュアルでラフな印象の強いスウェットパンツだが、合わせ方を少し工夫するだけで、ワンランクアップした着こなしになるだろう。
今回を機にファッションアイテムとして、スウェットパンツに苦手意識があった人も、自分らしくおしゃれなスタイルを楽しんで欲しい。